70年前の中国での日本軍が中国人を殺戮した「南京事件」が米国で映画化されるとのことである。 一体、今の時代に何故?と首を傾げたくなる。 類似して米国議会でも戦時中の日本軍の「従軍慰安婦」問題がクローズアップされている。これも一体なんで今の時期に? と思うのである。 どちらも国際外交上の具にされて今以上に日本を弱体化させるための外交戦略であろう。 終戦前の日本周辺への機雷での封鎖「対日飢餓作戦」・主要都市への無差別空襲・「広島、長崎への原子爆弾の投下」・戦後のシベリア抑留・東京裁判を無条件降伏ということでわが国は受け入れてきた。これらは全て国際法違反に類する行為であるが、勝てば官軍の発想であり、日本はジッと我慢して戦後復興に血のにじむような努力をしてきた。 戦後の日本外交は莫大な戦後賠償を負いつつも、外交上どの国にもそれらの国際法違反、それに伴う賠償などを求めていない。 経済的には確かに米国の支援が無ければ現在の日本には復興なりえなかったであろうが、それにしてもあまりにも外交が下手だと思う。 吉田茂内閣当時の「白洲次郎」という外交官は国際派大人物であり、日米講和条約締当時に尽力した人物である。 戦争直後GHQ司令官のマッカーサー元帥に昭和天皇から贈り物をされ、それを白洲次郎が届けた。 元帥は書類を見ながら目もくれず「そこにおいておけ」と白洲に言ったところ、白洲は元帥に向かって激怒し、「日本は戦争こそ負けたが、そのような行為は許されない!」と言ったそうである。 元帥は「日本にも筋の通った立派な外交官がいる。」と逆に賞賛したそうである。 今の外交ももう少し日本人としての矜持(きょうじ)をもって毅然たる交渉をして欲しいものだ。 何でも受け入れ、土下座する外交は間違っていると思うのだが・・・・
今日は会社を休みノンビリ平日を楽しんでいる。 それにしても最近の報道で「海上自衛官」のイージスシステムに関する情報流出、それも複数の隊員が関与しているとのことである。守秘義務は民間の会社でも退職後を含め当然義務付けられている。どの程度の情報内容かは不明だが、守秘は軍隊(自衛隊)では不可欠の要素であり、それが守られなくては任務行動が出来なくなるのは分かっているはずである。
隊員のモラルがそこまで低下したのかと思うと本当に情けなるとともに、日米共同の信頼の絆もあったものではない。 関与した本人はもとより、当然管理責任のある上司も厳しく処罰され、事故の再発の絶無を期して欲しいものである。
隊員のモラルがそこまで低下したのかと思うと本当に情けなるとともに、日米共同の信頼の絆もあったものではない。 関与した本人はもとより、当然管理責任のある上司も厳しく処罰され、事故の再発の絶無を期して欲しいものである。