毎年今頃になると憂鬱な気分にさせられる。 と言うのも会社での健康診断があるからだ。昨年からは「特定検診・特定保健指導」というメタボリックシンドロームの該当者の検診、指導を会社に義務付けられた。私は80キロあるので決して痩せているとはいえないが、概ねここ20年間は現在の体重の+、-1キロくらいで経緯している。昨日の健康診断では血圧140-90と測定され「高血圧」です。と言われ「血圧管理手帳」なるものを渡された。自分の健康管理を会社ぐるみで考えてくれると思うと感謝しなくてはいけないのだが気持のいいものではない。何でも数値、データでそれを外れると「病気」として対処されるのはたまらない。偏食はよくないと言ってもエスキモーは殆どアシカか鮭などの肉食に偏っているし、南の島のトンガ王国の男女はそれぞれ巨体で長生きしている。DNAの関係もあるだろうし、太り気味の親からは太り気味の子供が育つだろうし、痩せはいくら食っても痩せている者もいる。 会社に勤めているからにはそれなりに従うが気分は最低だ。