平成版徒然草

自由気ままにその時々の感想や写真などを残しておきたいと思いBLOG作成を思い立ちました。作成から早9年経過・・

白洲次郎という男

2009-03-06 22:56:54 | Weblog
戦前、戦後をとおして白洲次郎という人物ほど日本の復興を影から支えた人物はいないだろう。 先週から毎週土曜日NHKが午後9時から3回連続で白洲次郎のドラマを放映している。戦前から英国の大学での洗練された教育、国際的センス、私利私欲のない天衣無縫の生きざま、背格好やスタイル、顔・・・どれをとっても今の日本には存在しない人物だろう。 戦争に負け、何事にもビクビク、無条件降伏した、誇りを失った当時の日本人ばかりの中に、占領軍司令官マッカーサー元帥を
怒鳴り散らした日本人は彼をおいていない。天皇からの司令官への贈り物を「そこにおいておけ」と言った元帥を怒鳴り散らしたことは有名な話である。 今の政治家に白洲の足の爪の垢でも舐めさせてやりたいものだ。与党、野党どちらにしても私利私欲、党利党略のみに走り、国民のためにと思っている者は一人もいない。何と情けない世の中になったものだ。 白洲次郎の妻は白洲正子(作家)で樺山家の大令嬢だ。 現在夫婦の住んだ日本家屋が鶴川に「武相荘(ぶあいそう)」記念家屋として開放している。 少し入場料が高いのがたまにきずだが、一見の価値はある。