写真は小学1年生のとき、冬の校庭で女先生と一緒に写ったものである。当時の学校教育は先生も、子供たちも今に比べてゆったりとしたものだった。近所の山にお弁当を持ってミニ遠足したり、教師と子弟のつながりも強く、教師もまさに聖職の言葉どおり父兄からも子弟からも尊敬され、ある意味では怖い存在であった。先生から怒られ、家に戻って親に話すとまた怒られるといった始末である。今のように生活が豊かであっても給食費等を払わないことなど、本当に生活に困った家庭だけであった。 当時は下関と言う地理的特性のせいか韓国人の同級生が多くいて、小学2年のころみんな親と一緒に(北)朝鮮に帰っていった。何といっても冒険ごっこやチャンバラ、罠を作ってヒヨドリやツグミなどを捕り蛋白源とした。最近の新インフルエンザ・花粉症等々あるわけがなく元気に遊び、適当に勉強をしていた。そんな古き良き時代である。