写真はNHKが3年の歳月を費やして制作している、司馬遼太郎原作「坂の上の雲」の西暦1900年頃の一場面である。当時の場面をロシア、中国、朝鮮(韓国)等のロケや当国の人々の出演を主に作られており、迫力のあるドラマであり傑作である。隣国の最大協力は即「日本の歴史の正当化」に直結するものなのに極めて順調に経緯している。その理由がわからない。NHKが相当の出演料をばら撒いているのかとても腑に落ちないほどの協力作品なのだ。この物語を通じては、日本人は決して韓国や中国が指摘するような残虐、悪人ではなく、成長過渡期の正義の国なのである。それを許容しながらのこの傑作ドラマの真意が見いだせないのである。【写真はロシア皇帝ニコライ二世に謁見する日本の伊藤博文元老】
年末も押し迫り、知人からの喪中挨拶状が今年も届いている。特徴は昨年も同じだが、殆どの物故者の超高齢だ。90歳以上の方が殆どであり、不謹慎ながらも、大往生であったと言える。中でも103歳の祖母が他界されたという、生前は食事や生活などもごく普通にされていたようだ。これからはもっと高齢化するだろう。実家の母も今年で88歳、あと何年元気で生きてくれるか。喪中(服喪の内容、喪中期間)については一概には言えないようだが、明治7年に出された「太政官布告」では男尊女卑、長幼の序などの濃い決まりであるが一応決められている。したがって、その年に近親者が亡くなったからといってまとめて喪中挨拶を出すのは、いかがなものかなあと感じる。※妻や子の場合は3箇月で服喪が終り、逆に両親、夫では13箇月(1年以上)は現代の生活習慣にはなじまない点も見受けられる。(掲載は【メモリアルアートの大野屋】から抜粋)