6月8日
日経平均 2万2694.50円(-128.76円)
TOPIX 1781.44(-7.57)
出来高 16億1057万株
長期金利(新発10年国債) 0.040%(-0.010)
1ドル=109.41円(0.48円高)
6月4日 2万2475円 14億8298万株 2兆4535億円
6月5日 2万2539円 15億4648万株 2兆3824億円
6月6日 2万2625円 13億8976万株 2兆4356億円
6月7日 2万2823円 14億3415万株 2兆5451億円
6月8日 2万2694円 16億1057万株 2兆9207億円
■株探ニュース 2018.6.9
3週ぶり大幅反発、米株高・円安・外国人買いが追い風
今週の株式市場は、米株高や円安進行、外国人買いを追い風に日経平均株価は3週ぶりに大幅反発した。
週初の4日は前週末に市場予想を上回る米雇用統計が好感されNYダウが大幅反発したうえ、為替市場で円安が進んだことから日経平均は急反発した。
6日はNASDAQ指数の連日最高値更新でリスクオンの流れが続いたうえ、外国人投資家の買いも入り上値を追う展開。
日経平均は25日移動平均線を約2週間ぶりに上回って着地、中期的な上昇基調が鮮明になりつつある。
7日も米株高、円安、外国人買いを追い風に4日続伸した。
週末の8日はG7サミットを控えているうえ、前日までの反動もあって利益確定売りに押され、日経平均は5日ぶりに反落した。
日経平均株価は、前週比523円(2.36%)高の2万2694円と3週ぶりに大幅反発して取引を終えた。
週間の値幅は523円と、前週の616円から縮小した。
6月4日(月) 急反発、米株高と円安を背景に300円超の上昇
日経平均 22475.94(+304.59) 売買高14億8298万株 売買代金2兆4535億円
6月8日(金) 5日ぶり反落、重要日程を控え利益確定売り優勢
日経平均 22694.50(-128.76) 売買高16億1057万株 売買代金2兆9207億円
■モーニングスター 2018.6.9
堅調相場維持できるか―中銀「ビッグウイーク」円安進行のきっかけに、好材料先食いリスクも
今週の日経平均は市場予想を上回る米国の5月雇用統計の内容を受け、序盤から力強く上昇した。
8日終値は2万2694円(前週比523円高)。
一時2万2879円と、5月21日の戻り高値2万3050円が手に届く位置に付けた。
5月第5週の投資部門別売買動向=個人、2週連続買い越し
5月第5週(5月28日~6月1日)の投資部門別売買動向によると、現物株は外国人が4週連続で売り越した。
個人は2週連続の買い越し、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など年金基金の動きを示すとされる信託銀行は2週ぶり買い越し。
現物と先物で合計した、より純粋な投資家動向は外国人が2週連続で売り越した。
個人は2週連続買い越し、信託銀行は6週ぶり買い越し。
特に外国人は現先合計で5698億円の大幅売り越しとなったが、市場からは「5月31日大引け値のMSCIパッシブイベントで日本株市場から約3500億円の資金流出になったことを考慮する必要がある。真水の売り越し部分は多くても2000億円程度ではないか」(外資系証券)との見方が出ている。
朝日新聞 2018.6.9
■来週の市場は/国際情勢で荒い値動きも
来週の東京株式市場は、国際政治、金融政策で注目材料がめじろ押しとなる。
日経平均株価は2万2000円台を中心に推移しそうだが、情勢次第で荒い値動きとなる可能性もある。
中でも北朝鮮情勢が焦点。
シンガボールで12日に予定される米朝首脳会談で非核化への道筋が付けば安心感が広がるが、会談が不調に終われば地政学リスクが改めて懸念されそうだ。
このほか米国と中国、欧州などの貿易摩擦も引き続き相場に影響しそう。
また米国では12、13日に連邦公開市場委員会(FOMC)があり、今後の利上げペースに関心が集まる。 (共同)
先週、日経平均は、週の初めに大きく上げてほっとひと安心することが出来た。
先ず先ず順調に推移し、心配したほどのこともなかった。
今週も、国際情勢に翻弄されることが心配されるが、これだけは何ともしがたい。
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朝日新聞 2018.6.9
GDP停滞 年0.6%減
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1~3月期2次速報
2018年1~3月期の国内総生産(GDP)の2次速報は、物価変動の影響を除いた実質で前期から0.2%減だった。
この状態が1年間続いた場合の年率換算では0.6%減。
いずれも1次速報からは横ばいで、9四半期(2年3カ月)ぶりのマイナス成長のままだった。
1次速報で6四半期ぶりにマイナスだった企業の設備投資は、1次の0.1%減が0.3%増に転じた。
一方、GDPの約6割を占める個人消費は下方修正された。
1次の時点では0.001%減だったが、2次では0.1%減になった。
いずれも推計に使うデータが更新されたため。
1~3月期のマイナス成長には「一時的な減速」との見方が多いが、先行きには不安材料もある。
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朝日新聞 2018.6.5
名鉄犬山ホテルが外資系ブランドに
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名古屋鉄道は4日、名鉄犬山ホテル(愛知県犬山市)の営業を来年8月で終えると発表した。
老朽化しているためで建物は解体する。
英インターコンチネンタルホテルズグループと提携し2021年度後半をメドに「ホテルインディゴ 犬山 有楽苑」を開業する。
来年8月営業終了 21年度再開業
国宝犬山城を望む名鉄犬山ホテルは、1965(昭和40)年に開業した。 計123室。
格式が高く、敷地内には織田信長の実弟、有楽斎がつくった国宝の茶室「如庵(じょあん)」がある。
中部の有力企業幹部が一堂に会するセミナーが毎年開かれ、地元の財界御用達のホテルとしても知られる。
ただ、建築から50年余りが過ぎた建物は老朽化が進み、建て替えが課題だった。
昨年3月には、愛知県が公表した耐震診断で「震度6強以上で倒壊の危険性が高い」と診断された。
そのため、名鉄は建て替えを決定。
訪日外国人需要を取り込むねらいもあって、外資系ホテル運営会社と提携することになった。
再開発の事業費は未定。
新たに開業するホテルは150室程度で、レストランや宴会場、スパを備える。
客室単価は今より高くなる見通し。
名鉄が建物を所有し、運営は日本国内でインターコンチネンタルなどを手がける「IHG・ANA・ホテルズグループジャパン」(東京)に委託する。
インディゴブランドのホテルは、19年開業予定の箱根に続き、日本で2件目となる。
地域の文化や歴史をホテル経営に反映させる方針。
名鉄の安藤隆司社長は4日、名古屋市内で記者会見し、「国宝に囲まれる魅力を最大限に引き出すのが目標だ。
犬山の持つ可能性は国際的にも通じる。
(外資系との)提携で海外の人にも喜んでもらえる」と話した。 (友田唯大)
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朝日新聞 2018.6.7
ホンダジェット
日本でも販売へ/来年の納入目指す
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ホンダは6日、小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」を日本でも販売すると発表し、受注を姶めた。
国土交通省の型式認証を受けた後、2019年前半の納入をめざす。
主に企業の幹部がビジネスで都市間を移動する際の利用を見込む、最大7人乗りで、価格は525万ドル(約5億7700万円)。
航続距離は2661キロ。羽田空港から中国・北京や台湾・台北まで途中で給油せずに飛行できる。
国内84の空港で離着陸が可能だ。
ホンダは12年に米国の工場で小型ジェット機の生産を開始。
15年に米国で1号機を納入してから、欧米を中心に販売してきた。
主翼の上にエンジンを配置し、空気抵抗が少ないことによる燃費の良さや、静かで広々とした室内空間が特徴だ。
17年の出荷数は43機で、小型ジェット機(重量5.7トン以下)で米セスナの主力機を抜いて世界一になった。
これまでに86機を納入し、18年度も50機以上の出荷を予定する。
海外では富裕層や企業幹部が小型機を使う機会が多く、需要は伸びている。
日本でも需要を掘り起こせるとみて参入を決めた。
大手商社、丸紅の子会社が日本での販売代理店となり、販売や機体の整備などを担う。
ホンダの八郷隆弘社長は6日、東京都内で開いた記者会見で「日本からも数多く要望をいただいていた。ホンダジェットをお届けできることをうれしく思う」と話した。 (高橋克典、木村聡史)