鵜方、中岡書店。散歩の途中で一服したり、トイレを借りたりと、便利に使わせてもらっている。店主は目配りの人で、安否確認のため、足跡を残させてもらっている。これだけで分かってもらえる人がいるということ。安心できる。
今日、1週間遅れてパソコン雑誌を見受けした。
「アスキードットPCが廃刊になったよ」
またひとつ灯りが消えたようだ。最近では、「Web Creator」、その前が、「PC fan」と、ぼくの好きな雑誌が消えている。
いい雑誌やったなぁ。ありがとさん。節目節目で助けてもらったことを思い出す。心が湿っぽい。
今日のBGMは、バートランドの子守唄。サラ・ヴォーン、女性ながら張りのある低音は心を打つ。言葉もなく痺れる。
今年年頭にあたって
毎日ブログを書くてやどの口でいったものやら、確かに宣言した。それが↓のようなようなていたらくで、面目ない。
今日は誕生日だ。誓って言う。明日からブログをこまめにアップする、つもりだ。
パソコンの具合は相変わらず不安定だ。立ち上がるやいなや再起動がかってしまう。再起動したあとは、当然、セーフモードで、面倒くさいといったら、これほどの無駄な儀式はないはずだ。
これらから教訓として学ぶとしたら、
- 終業前電源を切ると同時に本体に接続してあるあらゆるデバイスを外す
- 電源ケーブルもキーボードもなんもかも
- あくる日の朝、始業前、CMOSクリアボタンをカチカチ、電源も空でカチカチ
- この儀式を終えて初めて電源スイッチを入れる
- その前にお祈りをするのは言うまでもない
- モニタにはBIOSの画面が当然のようにデフォルト値を呼び出し
- それを保存して立ち上がりを待つ
ばあばのエプロンさん宅からいただいたローズマリーの香りが快く目を覚ましてくれる。それといっぱいのコーヒー。それより嬉しいのが二杯目の御代わり。三杯は呑み過ぎっしょ!
誕生日を目前にして自転車の後輪がパンクした。瞬間、その石ころがヤバいと自覚したのだが、案の定3メートルも進めなかった。
バッグのなかに工具を積み忘れていたので、ついて歩いたが、いい運動になった。
授業の合間に修理して…なのだが、パンクした後輪のタイヤを外しと作業しやすいことが分かった。それがトレンドなのだから気づけよ。予備のタイヤを一本用意しておけば、あっという間に装着できるから、空いた時間に修理すればよい。
タイヤが脱着できるなんて、高校生の頃は思いもしなかった。技術や情報が発達し、便利なオークションなんか利用すれば大人買いなどしなくてもリーズナブルに購入できる。こんな時代になったんだ。バースデーという節目にいろんなことを考えた。
忘れたころにやってくる、とはよくいったので、来てしまった。
(ため息)…いったいぜんたいぼくが何をしたというのだ…?
いつものように、朝、何気に電源を入れると、デスクトップの画面が覗いたと思ったら、そこで固まってしまう。強制終了で、再度、スィッチオン。今度は、画面が揺れたと思ったら、そのまま真っ暗闇。何度やっても同じ、真っ暗。
愛機はwindows7。shuttle製のベアボーン。コンパクトながらよくこれまでよく働いてくれた。このマシンで仕出かした偉業がある。思い出深い。実に…。駿君のページに詳しいのだが、想い出を語って何とする。復旧させねば…。
過去の経験から、おまじないを実行してみる。電源プラグを抜いて、デバイス(周辺機器)いっさいがっさい。熱暴走を疑い、ケースを剥がし素っ裸の状態で、電源スイッチだけカチカチカチ。放電させて初期化(のつもり)。このマシンには幸いCMOSクリアがついてたので、ドライバでコチョコチョ。擬音が多いのは動揺を紛らす工夫だ。で、ばらしたデバイスとケーブルを所定の位置に差し込んで、電源オン。
立ち上がったぁ!
おなじみのBIOSの設定画面を見て、思わず涙ぐんだ。お帰り。
でも、ケーズに納めると、途中でフリーズするのは変わらない。なんら解決には至らない。そこで、終業時にに全ての接続機器とケーブルを抜いて帰る。朝、来て、CMOSクリアをしてから、機器とケーブルを接続して、一憂しながら電源を入れ、起動して一喜しながら…、とこれを繰り返している。
これが故障の始まりだという認識がある。希望的観測は慎みたい。パソコンの終焉を見るのは哀しい。達者なうちにバックアップを取り、大事なデータを救出している。この作業は大切だ。教室の皆さんのデータなのだから。
これが7月冒頭の近況だが、熱くなったパソコン内部に風を送るUSB接続のファンは重宝だ。昨年、1個500円で購入したが、活躍してくれている。たまにカッカした額も冷やしている。
てるてる絵日記さんから暑中お見舞いのはがきをいただいていた。紹介が随分遅くなったが、日増しにキャラが確立していて、頼もしい。描くものすべて愛しいのだ。
シルバー世代のアイテムとして、iPadを買った。スマートphone以上、パソコン未満の領域をアイデア次第で可能性がありそうな気がして…。ぼくなりの使い道を模索している。これにかまけてばかりで、だからパソコンがやきもち焼いてへそを曲げたとか…。それはないやろ。
今夜のBGMは、坂庭省吾の「ぼくの古いギター」。
分水嶺という言葉が好きだ。分水嶺とは、雨水が二つ以上の水系へ分かれて流れる境界、いわゆる分水界になっている山稜のことで、足元の雨水が、右に向かうと太平洋、左に行けば日本海といった、まさにその場所のことをいい、ざっくりいえば、物事の分かれ目を言い表すにはぴったりの喩になる。
と、書き出してから、あまりに久しぶりのエントリなので、調子がつかめない。で、読み返して…、
毎度、ざっくりとアバウトな話ばかりで、教室には地学の先生をしてらした先輩もみえるというのに、相も変わらず救われないことに気づく。
で、分水嶺…。ここが分かれ目という区切り。覚悟というイメージ。
右左、吉凶、丁半…、潔さかということからこれほど鮮やかに別離の明確な概念と思われるが、そこはhyper流、
割れても末に合わんとぞ思ふ
のぼくのオプティミズムに救われているのも確かで、だから分水嶺という言葉にも肯定的である。
ろんぐ・たいむ・のーしー
って、言えるじゃない。
この分水嶺、いかにも標高の高い場所とのイメージがあるが、日本の中央分水界、つまり右、太平洋、左、日本海という場所、標高94.5mという兵庫県丹波市氷上町石生(いそう)というから面白い。
昼間、町がざわめいて、夜、スペイン村の花火が上がってというGWのさなか、ひきこもってマウンテン・ミュージックばかりを聴いている。イングランドからアメリカへ流れついた移民の人々がめいめいが持ち寄った楽器を奏でながら一日の労働の疲れを癒やしたとされる音楽、プリミティブだが力強い魅力がある。聴いていて飽きないのだ。
津和野に住む腹違いの妹から、父が急逝したとの訃報が届いた。
季節の変わり目だし、喪服に困るなぁ
変なところに気が回るものだ、我ながら。
この年だから仏事には慣れているものの、遠方だ、まして親父となると…。
待てよ。
近鉄バッファローズが日本シリーズで3連勝した後、4連敗したあの年、あの時期に、親父の葬式をした。
新手のオレオレ詐欺かしらん。毎年、四月馬鹿の日となると、こんな手合いが現れる。
第一、ぼくには津和野に住む親戚はないし、異母妹なんかいる訳がない。
はてな?
西尾維新さんの「化物語」にすっかりハマってしまった。DVDの方だ。わけても、「第二話 まよいマイマイ」に登場する小学5年生の八九寺真宵(はちくじ まよい)という少女の快活でメゲナイ魅力に引かれる。ネタバレになるので省略するが、常識を超越した不可思議な明るさだ。可哀そうなんだけど、なんともはや…。
化物語 Blu-ray Disc Box 価格:¥ 29,400(税込) 発売日:2011-12-21 |
穏やかなえいぷりる・ふーるだった。
この角を曲がれば、どんなお屋敷がみえるのだろ? 好奇心が強いというか、知りたがりというか、子どものころからこの習性は変わらない。
就学前だから、5歳ぐらいだったか、母親に連れられて初めて入ったデパートでのこと。
ここから一歩も動いちゃダメ
と念を押して母は特売場に向かった。
見るもの、耳にするもの、初めての体験で、とても新鮮に感じ、日常にはない都会の雑踏と喧騒に誘われるように、いつしか指定された場所のことを忘れてしまった。
あそこにはまだ特売場が見える…。
から始まって、
角は曲がってもすぐ戻れるはず…
となり、迷子係りのおねーさんの厄介になるには時間はかからなかった。
でも、引き返せるじゃん!
この言い分が通らないことは知ってるはずなのだ。でも、残念なことに、骨身に沁みていないのも事実であり、鮮烈な幼児体験にもかかわらず、
喉元過ぎれば…ふにゃらら
なのだ。不惑どころか還暦を過ぎても、ぼくの迷子道は納まらない悲しい現実。
この角を曲がればどんなお屋敷が待っている? この丘を越えたらどんな景色がひろがるの? 星雲の志みたく沸々湧き上がる衝動にはかなわないし、自分でも謎であり、未知の分野なのだ。
実は、昨年の終わりに、「Windows 8」にアップグレードしたとブログに書いた。Windows 8の世界は素晴らしく、タッチパネルでなくてもビジュアル的に楽しいパソコンで、まして、「CPUはCORE i7」、「メモリ8GB」のスペックを誇る我がdynabookはサクサク動いてくれる。重いVISTAなんかとは格段の違いである。皆さんにもお勧めしたい。
これは、わたくし固有の問題であって、Windows 8 の所為なんかじゃないのはもちろんのことである。が、ぼくはヤッテしまったようなのである。迷子のようなことを。
個々の機種には、いわゆる制限事項というものがあって…。つまり、アップグレードする前に、それらの項目を把握していなければならない。つまり、どういうことか?
綺麗に再生していたDVDはおろか
ご自慢のブルーレイも観れなくなってしまった
いわゆる「アフターパーティ」。あとのまつりということ(アフターパーティは拙ブログだけの表現で、世間では地通用しない…蛇足)。
東芝のホームページに書いてあったのを見落とした。それだけのことだ。そうなんだが、人柱は覚悟の上ながら、リカバリーなどに費やした膨大な時間のことを呪いたくなったのは確か。これも、「この丘を越えたら」の気概が為したことなのだ。
あまりにも短いwindows 8 体験ではあったが、発見もある。
- スタートボタンがない
- ってことは、終了の儀式が大変
- Windowsキー+Eキーを覚えるとよい
- Windowsキーを使ったショートカットキーを覚えると便利
VISTAでも、XPでも、Windowsキーの操作体系は同じだから、試してもらっていい。
Windowsキー+Eキーから、マイコンピュータを開ける
ということは、マイコンピュータを呼び出すときは、スタートボタンを押して…なんて悠長なことをせずに、「Windowsキー+Eキー」と簡潔だ。
それと、windows 8 は、起動が早い。従来のOSとは違う。終了の時も信じられないぐらいすばやくシャットダウンした。
でも、これは従来のシャットダウンではなく、スリープに近いものだ。その証拠に、Windows 8にお別れするときに、完全にシャットダウンするために、終了時、
「電源」にカーソルを合わせ、「SHIFT」キーを押しながら、「シャットダウン」をクリックする。
dynabookの取り扱い説明書にリカバリーするには、
キー・ボードの「0」キーを押しながら電源スイッチを押し、dynabookのロゴが表示されたら指を離す
とあある。完全にシャットダウンしないと、この「0」キー・スタートができない。ここがポイントだな、と思いながら、ぼくの短い win8体験を終えた。
タッチ・パネル対応のノートパソコンの価格、これからコナレて来そうだ。諸君、スイスイサクサク動くパソコンが安くなるのはこれからであり、消費税が上がる前にチャンスはいくつか来る(はずだ…来てほしい)。
今日から三月。ぼくもおんもに出たいと待っている。花見に、高見越えだ。
ラヴァーズ・コンチェルト~サラ・ヴォーン・ベスト 価格:¥ 2,300(税込) 発売日:2005-03-16 |
詩人にして、画家でもある中北幸久画伯は、餝(かざり)職人である。精巧にしてち密な細工の冴えたるや見るひとを唸らせ、虜にする。職人としての工夫が随所に鏤められている。ちりばめられているとカナにすれば薄れてしまうだろうというほど、印象は強い。
その氏の主宰する、「第4回三重県アートジュエリー展」が今年も開催される。今年、会場が変わり、鵜方の「セレクトグランド伊勢志摩」となった。なじみのない会場名だが、ナニ、旧ソシアといえば分かってもらえよう。
宝飾デザイナーである中北幸久氏、
男は黙って仕事に専念
といった趣きのおひとだが、ふだん逢えば実に深い話をしてれくれる。それは、氏のWebページで分かっていただけると思う。会場で一際背の高い紳士を探せば一目で分かるだろう。語り口がソフトで、大学教授のごとき博識ぶりに魅了されること請け合いである。
- 会期
- 2月17日(日)~2月24日(日)
- 時間
- 午前10時~午後6時
- 会場
- セレクトグランド伊勢志摩(旧ソシア)
- 主催
- 三重県アートジュエリー協会
連絡先 090-3309-1302(上村) - 後援
- 鳥羽市・志摩市・南伊勢町
志摩市教育委員会・南伊勢町教育委員会
一般社団法人 日本本命真珠協会
三重県産真珠を用いた作品展であり、県内外の作家による、すべてハンドメイドのオリジナル作品ばかりが並ぶ。若手のアーティスト群も育ってる模様。新鮮な感覚が楽しみである。
サラ・ブライトマンが心地よく響いている。「ドリーム・チェイサー(夢追い人)」だ。ことに、となりのトトロでおなじみの「風のとおり道」がいい。
ドリーム・チェイサー(夢追い人) 価格:¥ 2,500(税込) 発売日:2013-01-16 |
MOGEさんから隣のシェフ経由で寒グレが届いた。白身なのに綺麗な桜色、食指が勝手に…。夕飯まで待つのにどれほど我慢したか。
志摩の釣りばっかじゃない日記
釣果絶好調と見た。
娘はお造りとして山葵醤油を主張したが、頑として譲らず、カルパッチョにしてもらった。娘の作り置きの自家製ドレッシングに、岩塩、胡椒をあしらうといった、急ごしらえであったが、脂がのって、滋味豊かな味わいに忘我の境地。シェフの包丁が冴えている。口当たりが絶妙。魚が苦手なはずの娘、箸が進んで、ぼくの領分が、危うい。
尖閣に注目だ。
チャーリー・パーカーという響きのよい名前は、高校時代、ラジオのプレイボーイ・クラブで、大橋巨泉さんから何度も聞いた。背伸びして分かろうとしても、エレキ・ギターやフォーク・ギターに気を取られてしまった。この年になって、しみじみ聞き入る。クリント・イーストウッド監督のパーカーの自伝映画の影響が大きい。今夜は、「パーカーズ・ムード」。煙草がチト恋しい。