自分で数えたわけでもないのに、本ブログで400本目となるらしい。ぼくではなく、機械(というよりプログラム)が勘定してる訳だから、それは正確に違いない。いつから、マシンやソフトの方が自分より信じられるようになったのだろう。
「寄る年波からさ」
と、言い切る前に、
「そんなもん、最初からさぁ」
と決め付ける自分がいる。ずい分謙虚なものだ。
1本、1本の積み重ねがこれだけの数になっている。恥のかき捨てが400本か、むしろお金を貯めたかった…気がする。
元はといえば、「エイプリル・フール」の嘘を披露する場が欲しかった。それがブログを書き始めた動機である。嘘をつける日に堂々と書ける媒体をわざわざ求めた訳なのだから、ふだんぼくがいかに正直者であるか分かってもらえると思う。
筆まめにはほど遠い性格で、怠けグセとあいまって書く苦労は伴うが、それでも1本22分と決めそれを遵守している。当然、品質は向上せず、見栄っ張りの部分が頭をもたげ抵抗しようとするが、
「下手はどれだけ考えても下手なまま」
と、諦めて放置している。
一昨年、2005年の4月1日は、「プリンス・オブ・ペルシャ」。いきなり単発で上げても見てもらえないから、周到に一月前からアップし始めた。
翌年が、「宝くじは当たる!」であり、今年が、「My neighbor TOTORO」だった。
若い人の中には一日に数本アップする筆達者な人もいる。刺激は受けるが、ぼくのキャラではあるまいと達観している。そんなぼくにコメントを寄せてくれたり、教室で感想を述べてくださり励ましてくれる心優しい皆さんに囲まれている幸せを感じる。ありがたいことだ。
The English Tradition: 400 Years of Music & Song 価格:¥ 2,853(税込) 発売日:2000-11-03 |
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