hyperclub

パソコン教室アイラブハイパークラブです。
教室に流れるBGMなどを紹介します。

ラ・ミア・ヴィータ…私の人生

2008-02-18 23:32:13 | 音楽

「寒いと言ったら100円ね」

 暖冬だって聞いてたし、事実温かかったから軽く請負い返事した。志摩半島に雪が舞う、しかも連日。なんて光景を誰が予想できた?

「でへっ、さぶぅ」

軽く3度ほど、で、コーヒー一杯分が飛んだ。なら、逆襲とばかり、

「修行僧たちが作業できる服装って何てったっけ?

ちくしょう、引っ掛からん。

「え~っと、『函館の女』は北島ぁ…。」

で、これも、虚しい。オヤジギャクってのは自分も寒くするようだ。

「地蔵祭りが来な、寒さは抜けんわさ」

 断わるまでもない。2月24日の

波切の汗かき地蔵さん

のお祭りのことである。この地においては奈良のお水取りよりも有名なのだ。鵜方のおばさんからこんな言葉が聞かされると、志摩市になったね、という実感がわく。2月24日が過ぎんとヌクウハナランノヨ。

 ぼくのブログも滞りがちだが、頑張って苦手な文章に挑戦し新たにブログを発信した料理人がいる。伊勢市のイタリアン・レストラン「ラ・ミア・ヴィータ」のシェフがその人。

ラ・ミア・ヴィータ

今話題の宮崎県産まれ、志摩観光ホテル出身の若手(?)シェフ。フレンチ・シェフが幼い妻子を残して、単独、イタリア各地を武者修行した話に思わず引き込まれてしまった。まだ10年も経っていない。ドラマチックなのは本人の覚悟が真摯でひたむきだったからだろう。淡々と語るその語り口から訪れたこともないはずの街の風景が見えてくるという貴重な体験をさせてもらった。本人が言うほど決して口下手ではない、説得力がある。そんなシェフが綴る文章だって継続すれば期待大である。まずはお疲れさまを。

 ところでこのお疲れさまって言葉はイタリア語にはないらしいんやが、それはまた別のお話…、ということで。

Flower01

 ちなみに「ラ・ミア・ヴィータ」とは? 英語で言うと、ポール・アンカが作曲しフランク・シナトラが歌った「マイ・ライフ」に相当する。