ソフトが極端に大型化、高機能化したものとみえる。それ自体ユーザにとってよいことなんだが、メモリ管理の苦手な、XPよりも古いOSでは、てき面にフリーズを発生させる。
そこで、シマンテックのWebページに飛んでみる。
個人のお客様→サポート(左側のフレーム)→個人/SOHOのお客様(ENTER)→2よくある質問→Norton AntiVirus 2005の+をクリック→問題が見つからない場合…と長ったらしい経路は省いて、
Norton AntiVirus 2005 のインストール後システムリソースが不足する
を見てみよう。結論から言って、ここの処方どおりでほとんどが解決できた。めでたい。
このページで発見したのが、Windows起動時に自動的に実行されるプログラムを整理するという項目だ。Windows 98/Meの左の+をクリックしよう。
Windows98、MEを搭載した機種、職場ではまだまだ健在で、実用本位で考えれば充分に御用は果たせる。も一つ、あのBlaster騒ぎの際に無関係でいられた、という実績(?)が大きい。守旧派にはありがたい存在だ。難点はよくフリーズするということ。こまめに再起動をかければよいのだが、少々面倒ではある。教室では「システムリソース不足を解消するには委員会」という課外活動(部活ね)のグループができたほどだ。XPの台頭以来、新たなクラブ活動、「オークション研究会」に駆逐された観は否めないが、それでもコアな部員が活動中だ。
自己責任でというお断りはつくが、この「スタートアップ」外しは役に立つ。最低限これだけは残すべしという目安にはなる。以下にチェックを入れるのみで、Windowsは起動するのだ。
- *StateMgr
- ccApp
- ccEvtMgr
- ccSetMgr
- CriticalUpdate
- internat.exe
- LoadPowerProfile
- PCHealth
- ScanRegistry
- SchedulingAgent
- ScriptBlocking
- Symantec Core LC
- SystemTray
- TaskMonitor
最後に、[Win.ini] タブ→[Windows] の項目内の以下の行からチェックをはずす。
- load=
- run=
をお忘れなく。くれぐれもこのブログの記事を参照するのではなく、上記、symantecのページを印刷してから実行していただきたい。
メモリ貧乏だった時代を思い出している。それほど昔のことではない、20世紀最後の年だったか…。何度も落ちるパソコンにため息をつきつつ、
「もっとメモリがあれば」
とM氏がぼやいていた。
「いや、そのメモリやないんや!」
何度説明しても分かってもらえなかったっけ。パソコンにまつわる微笑ましいエピソードは多い。数々の伝説は今なお更新中だ。だが、それもしばしの辛抱。
「待ってろ、オリーブ。今にXPが行くからな!」
今日は次男が休みなので久々にゆっくりと親子の会話を楽しんだ。そうそう、『女は実体だが、男は現象だ』についても話し合った。迷いつつも自分の足どりで考えて成長しようとしている。一番不器用にみえて、その分、愚直なほど真摯にものごとを見つめている。前向きで根っからの明るさが救いだ。マンドリンを弾かせるといい音を出している。父はカタナシだ。
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