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パソコン教室アイラブハイパークラブです。
教室に流れるBGMなどを紹介します。

青春のわかれ道

2006-05-29 23:07:00 | 音楽

 人妻にして、あるときは、MCも洒脱なミュージシャン、またあるときは、ブライダル・コーディネーターとして数々のウェディングをとり仕切り、またときに、ただの酔っぱらい。そして華麗にミシンを踏み、多忙な傍ら、ブログ「Ohgi」を書きなぐるという、Ohgi嬢の最近の肩書きは、女子大生である。"Mrs.タフ"と呼びたい女性だ。絶対音感の持ち主であり、どんな些細な会話も、サウンドも聴き落とさないが、自分に不利なことだけは聴こえない器用さもある。だからこんなことも書ける訳。

 その彼女が苦闘しているのが、「和声2のWeb授業」だそうで(詳細は彼女のブログで)、他の学問も手につかないという。だが、聡明で、とんでもない度胸の持ち主だから、土壇場になればすっきり解決するだろう。

 で、その人妻大学生に必修科目である「情報処理概論」を見せてもらった。コンピュータのもっともベーシックな学問である。

8ビットが1バイトであり、半角文字1字(アスキー文字と呼ぶ)に該当する。2の10乗バイト(1,024バイト)が1KBで…。

と、眺めているだけで頭がクラーっとしそうだ。でも、ぼくだって気分は大学生に戻っていくようだ。

 1970年代初頭、ぼくが痩せたソクラテスだった頃、パソコンなんて言葉はなく、彼女が使っている教科書だって、ぼくの大学では、「サイバネティックス」と呼んでいた。この学問を究極まで突き詰めたのが、おとやの大将夫妻である。二人とも莫大な給料を手にしていたのではなかろうか。今は、マウスを握らず、絶品の鮨を握っているが、その遺伝子は娘ふたりにしっかり受け継がれている。

 その頃の痩せたソクラテスは、端正な顔立ちには不似合いな、祖母手作りの藁草履と越中ふんどしを愛用し、リーバイスのオーバーホールで、裾を目一杯折り返して、キャンバスを闊歩していた。

 青春のわかれ道と格好よくいうが、真っ先に受け入れた言葉が、

「常識への挑戦」、「疎外」、「反体制」

ではなかったか。確かにひとつのジャンクションだったような気がしてならない。団塊の世代の末尾にくっつき、いつも背伸びして見えない彼方を覗こうと躍起になっていた。狭い池を海のように感じ、瑣末も一大事と測っていた世間知らずだった。持って生まれた楽天性と天真爛漫さが救いだったように思う。

 今、多くの人に接し、多くを学んでいる。あの頃の自分がここに居れば、もっと違う自分になれたかも知れない。こんなこと書けば、akne姫に

「新たな、今さらシリーズですか?」

と、笑われそうだ。

 蛇足ながら、さっとんに。団塊の第一陣が定年を迎える。このあたりにビジネス・モデルがころがってないかい?


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1 コメント

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 ころころビジネスチャンスは志摩市にもころがっ... (さっとん)
2006-05-30 07:18:10
 ころころビジネスチャンスは志摩市にもころがっているのに、ボーっとしてることが多いのは修正してかなと思ってます。
 キーワードは「コミュニケーション」のような気がしてきました。
が具体的なビジネスモデルは描ききれてません。
 今日も自分の立てた目標をクリアできるように、戦略だけは意識していたいです。
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