Tシャツを替えるように、ブログのテンプレートを替えてみた。以前から、300本の節目、10月という切りめにと予定しておきながら、元来のモノグサとダラシナサはどうしようも無い。微妙に外している。
子どもたちから、
「もっと丁寧に生きようよぉ!」
と、いつも諭されていることを思い出した。どっちが親なのか…は置いといて、歳をとるにつれ、変革が難しくなっている。成長するからには変わらなくてはならないのだが、そのテンポが遅い。切れが無い。日本海海戦における戦艦三笠の大転回は有名な史実だが、イツノ時代ノ話ヤ、駆逐艦なら簡単に回れるだろうが、老朽艦はそうはイカンのだよ、と自己弁護する。逆に、自動車の急発進、急ブレーキが多くなりそうな気配と、これは危ない、心すべきことか。
加齢を嘆くまい。ここでポジティヴ・シンキングだ。
休館が開けたばかりの阿児ライブラリーで借りてきた本の中の一冊に、「ジャズ・スタンダード名曲徹底ガイド (上) 」がある。前書きに、スタンダードとは単に昔の曲、古い歌という意味でなく、常に演奏され続け、そして多くの"耳"によって淘汰されてきた"名曲"・"名歌"を意味する、と書いてある。自分に都合のよいことを見つけ出すことだけは秀でてきた。
そうだ、ぼくはスタンダード・ナンバーを目指そう。とりわけ、「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」なんかをイメージしようと思った矢先、歌詞の意味が詳細になる。
わたしのおかしなヴァレンタイン
可愛くて面白いヴァレンタイン
私を心の底から笑わせる。あなたの顔を見ていると吹き出すし
写真映りもよくないけれど
私の大好きな芸術品。ギリシャの彫刻にはほど遠く
口もと少しだらしなく
言葉はスマートじゃない
でも髪の毛一本変えないで。わたしのことが好きならそのままでいて
そうすれば毎日がヴァレンタイン・デーになるから
なんだと。まっ、いいかぁ。
ジャズ・スタンダード名曲徹底ガイド (上) 価格:¥ 1,680(税込) 発売日:2004-06 |
マイ・ファニー・ヴァレンタイン 価格:¥ 1,890(税込) 発売日:2005-08-24 |