昨年後半、鳥羽市相差町とご縁があって四、五回ほど訪れた。昼間は海が陽光にきらめき文字通り金波銀波で輝いている。また、青い月の夜は驚くほどの漁火の数がパールロードから望める。潮の香り、魚の匂いと志摩の漁師町独特の風情が奥底に眠る郷愁をくすぐる。もう一人の自分、もしかして前世で海賊だったのかも知れない。その相差を始め国崎や石鏡といった岬越しに点在する集落は漁師町であり、また海女さんの町でもあるのだ。
今日、畏友Y氏宅を訪れ遊ばせてもらった。氏は日彫展において初入選を果たした新鋭の彫刻家でもある。モチーフは海女さんで、彼が発信するWebサイト、海女文化村へようこそ!には海女学はもとより海を潜る海女さんの姿をとらえた作品が紹介されている。
で、氏の作品が昨年開設されたばかりの相差海女文化資料館にも展示されているとのこと。
「チ~トモ知らなかった」
ということはしばらくご無沙汰だったということ。コミュニケーションの手段を多く持ちながらこのテイタラク、気軽に顔を合わせる習慣を持ちたいものだと反省した。
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