ぼくの仕事においては視線をそらすことが大事である。ただでさえ苦手なパソコン、見られているという意識でさらに緊張してしまう。
これだけの渋い男である。じっと見つめられたら胸がドキドキしてとても授業にならないではないか。と、さらっと言ってのける自分が怖い。
じゃあ、ぼくが何に気に留めるか。音である。サクサクと軽い音は快調の徴しだし、停滞すると不具合があったり、迷いがあるということだ。進行状況は音で判断できる。
音の発信源は、指である。今まで気づかなかったのが不思議だが、実に綺麗な指先なのだ。となりでいつもキーボードを叩いていたのに知らなかった。何とも華麗なしぐさなのだ。天は二物を与えるのだな。容姿が整っていれば、当然指先だって、と思いがちだが、なかなかそうはいかない。マーフィーの法則はここにも活きている。だから、信じられない思いで見とれてしまった。ただ、
どんな悩みでも打ち明けて
と言ってくれそうにないのが痛い。ま、当たり前なんだが。
ヌイドノエル…クリスマスの夜。クリスマス・プレゼントだ。
年賀状づくりに追われている。今年の年賀状に差出人のないのが一通あって、誰なのかとても気になる。ミステリアス。きっとTだ、と決め付けられれば楽なのに…。
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