確かに…。開くと同時に。「読み取り専用…」とメッセージが表示される。教室のPCではどうやら入力はできるようだ。が、おもむろにテキスト・ボックスを入れてみると、とたんにエラー・メッセージが出てくる。お定まりの「報告しますか…」云々のダイアログボックスだ。で、否応なしに閉じてしまう。
さて、困った。こうした場合の想定できる原因をいくつかあげて、思い当たるものはないか尋ねてみると、ご本人にはまるで検討もつかないとの返事だ。それ以前に、
「今の日本語ですか?」
と、逆に質問される。初心者時代のぼくにもあったな、その気持ちはわかる。
が、現実的な処理をその場しのぎだがはからねばなるまい。締め切りが近いという。保存できなくても、入力できるのが分かったからには、推敲し、字句訂正、装飾をほどこしたうえ、印刷してみる。何とか出来映えは許容範囲、提出に間に合いそうだ。
さらに原因をさぐる旨確約したのだが、その後がドラマだ。デスクトップにコピーしたファイルが削除できないのだ。
「ファイルまたはフォルダの削除エラー」
「送り側のファイルは使用中の可能性があります」
ちゃんと閉じてあるよ。
この手のファイルを削除するには、セーフモードで削除すればよいはずだ。記憶にあるも、いささか古い出来事なので、ネットで確認してみる。記憶力は大丈夫のようだ。で、セーフモード。WindowsXPでは起動画面のメーカー名が出ているときに、すかさず「F8」キーを押そう。真っ黒な画面に白い文字が並ぶが、セーフモードがあるはずだ。
「こんなこともあろうかと…」
自分の取扱説明書を読んでセーフモードの立ち上げ方を知っておくとよい。このセーフモードを知っておくと解決するトラブルは多い。
ここんとこ就眠儀式として、ジェームズ・エルロイの「 アメリカン・タブロイド 」を読み返し始めた。何年ぶりだろう。体力・気力を要する悪漢小説だ。
あのケネディが依存症に近い女たらし、とか、政界の大物たちのスキャンダル、ハリウッドの有名な男優のホモ疑惑、女優たちの下半身疑惑、FBI長官のねじれた性癖など…、当時のスキャンダルはすべて叙述され切っているかの観がある。あっけらかんと表現していいほどあからさまだ。ぼくは加齢を実感する。目を輝かしたのははるか昔、今は、すぐ眠ってしまうようだ。
難産だったけど、無事、オークションデビューを果たしたMさん、おめでとう。記念すべき日だ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます