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パソコン教室アイラブハイパークラブです。
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海女文化村へようこそ

2007-06-24 16:31:38 | 音楽

A0282  幼なじみで、近所に住むY氏が、日本彫刻会が主催する「第37回日彫展」で初入選されたとの報が届いた。

 嬉しい。そして、「継続は力」、コツコツ努力した人に栄冠は輝く事実を重く受け止める。さらにパーティの準備も忘れずに。

 彼んちを夜遅く、

「おーい」

と訪ねると、暗闇に影があり、慌てて、

「こんばんは」

と挨拶した相手が等身大の海女さん像であるなんて毎度のことで、彼の家こそワンダーランドと呼ぶにふさわしい。今どき薪(まき…読めるかな)で風呂を焚いてる。これも珍しいのだが、釜当番を務め湯加減のあんばい尋ねる家族思いの姿が微笑ましい。誠実、実直、辣腕と枕詞が付く能吏の一人だが、中学校時代に彼がこしらえた伝説は家族ですら知らないもので、ぼくは大事な切り札として保存している。

 氏が発信するホームページ、「海女文化村へようこそ」は、学生のみならず、研究者やマスコミの皆さんからも注目を浴び、国内外問わず重宝がられている。何よりネイティブでナイーヴな志摩の魅力が彼のページからこぼれてる。地元に住む我々だって目からウロコである。

 地道に活動を続けるだけのことだろうが、海女研究家、郷土史研究家に加え、彫刻家という肩書きを加えた今後の活躍を願って止まない。

 

※追記 掲載の写真はぼくのお気に入りで、入選作かどうかは不明である。

雨の日のジャズ 雨の日のジャズ
価格:¥ 1,500(税込)
発売日:2006-10-25


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
以前、志摩病院で海女さんの彫刻が展示してあった... (S婦人)
2007-06-26 22:57:44
以前、志摩病院で海女さんの彫刻が展示してあった時のことを思い出しました。
思わず、その表情にドキッとして、幼いころから目にしていた祖母達を思い出し、涙が止まりませんでした。
海女の顔には、海に潜る時の辛さと反面に丘に上がったとき、仲間と交わすあの楽しそうな笑顔が混ざり合い、懐かしく感じました。彫刻をみて、あれほど心に響いたことは初めてでした。
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病院のも作者は同じです。 (hyperclub)
2007-06-28 00:31:25
病院のも作者は同じです。
力強く、おおらかで、屈託のない海女さんたちの像は、ほんと素晴らしいです。
確かに彫刻の魅力にとりつかれるね。
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