横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

十月十日 は 双十

2016-10-12 06:46:51 | 日記



10月10日、京都から義妹二人が訪ねてきたので、みなとみらい、赤レンガ倉庫などを案内した。
ちょうど日本丸が総帆展帆を行う日で運が良かった。
大勢の人たちが展帆作業をしていた。






クイーンズスクエアで早めの昼食を済ませて戻ってくると、
すっかり展帆されて前で中学生の吹奏楽が始まっていた。

港の見える丘公園へ行くためにバスに乗った。
中華街の傍を通ったときにパレードが見えて、なんだろうなと思った。





港の見える丘公園から元町を歩き中華街にやって来ると、
媽祖廟のあたりが何か賑やかだ。後ろから覗きこむと獅子舞をやっていた。






中華街じゅうの全ての通りに「双十節」の幟が並んでいた。
祝中華民国建国記念日ともある。建国記念日が10月10日なので双十節だと気付いた。






賑やかだったのは媽祖廟や関帝廟だけではなく、あちこちに獅子がいた。
獅子たちの衣装というか柄が違うので何頭もいるらしい。

お店1軒1軒の前で獅子舞をやり、時には店内に入っていく。






時にぐーんと高く背伸びをしてみたり。






時には店の前で這いつくばってみたり。







賑やかなのは太鼓やドラや鐘などが打ち鳴らされ加えて爆竹も加わるからだ。
獅子も囃子方も近くの中華学校の生徒たちがやっているらしい。

その後「お粥の店」で夕食をとっていると外の騒がしさが増してきた。
そして獅子舞関係の人がやってきて「次の次です」というような話をした。
あれ、この店にもやって来るのかと期待する。






しばらくすると店の入り口に獅子が現れた。






そして店内に入ってきて、舞ったり、お客さんの頭を噛んだり・・・
小さい女の子は獅子の動きと大音量にびっくりして大泣きに泣いた。






かなり時間をかけて店内で舞った後、
入口に供えられたビールを飲み、チンゲンサイやミカンを食べた。
少し前に見た店の前で這いつくばっていたのは、この飲み食いの所作だったようだ。


総帆展帆を見たり双十節の獅子舞を目の前で見られたり、思いがけない幸運の日だった。




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする