横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

好古園

2016-10-14 06:33:42 | 旅行



姫路城に隣接して好古園というのがある。
昭和60年以降に発掘調査で確認された西御屋敷跡、武家屋敷跡、通路跡などの地割を活かし、
九つの庭園群が造営されて平成4年に好古園として開園した。





姫路藩主の下屋敷があったところの庭は「御屋敷の庭」といい、
池泉回遊式庭園で好古園の中で最大の庭園だ。
池畔の「潮音斎」は中秋の名月を愛でるのに最適だそうだ。






「苗の庭」、「茶の庭・茶室双樹庵」を経由して「流れの平庭」に至る。
この庭が流れがゆったりと伸びやかで岸辺には四阿も建っている。






「夏木の庭」、「松の庭」、「花の庭」を楽しんで「築山池泉の庭」に至る。






「築山池泉の庭」は黒松や紅葉を配置した日本庭園で茅葺の四阿「臨泉亭」も風情がある。






池を回ると向こうに姫路城が見える。






最後は「竹の庭」。
十五種類の竹類を植栽した庭園で中央小高いところには四阿「聞竹亭」がある。






一隅に井戸があった。釣瓶で水を汲み上げられるのかどうか分からなかった。


今回は予備知識もなく雨の中を駆け足だった。
落ち着いて訪れれば、たとえば紅葉など四季折々に楽しめそうだ。

コメント (2)
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