富士川河口には30m×850mの舗装滑走路がある。
富士川滑空場と呼ばれ、グライダーや軽飛行機の離着陸に使われる。
鳥人間コンテストの前には人力飛行機もたくさん集まるそうだ。
河口ではカモやカイツブリのほかにダイサギ、アオサギにコサギなども多数見られる。
岸から近づいて行けそうなところにダイサギのほかカワウもたくさんいた。
もう少し傍で見たいと踏み出したらダイサギもカワウも次々と飛び立った。
ほかの場所でも、こちらがうんと離れているのにダイサギが敏感に動いた。
泉の森や相模川などとはダイサギの距離感が違うように思った。
さて飛行機の場合は専用の滑走路を使って離着陸するが、
カワウの場合は水上で大きく重い体を離着水しなければならず大変だ。
水の上をバタバタと何歩も歩くようにしてようやく離水する。
着水の場合も同様だ。ここは浅瀬なので少し楽だったかもしれない。
陸の上で一休み。濡れた羽を干しておこうか。
カワウのいるところにコサギが集まるのをときたま見かける。この河口にもいた。
カワウが魚を追う場所でコサギがおこぼれを狙っているのだ。