
泉の森、多くのカメラマンがカワセミを待つデッキの後方でフヨウが咲いていた。
カマキリが何か来るのを待っている。

フヨウ(アオイ科)の花弁は白やピンク。中には朝に白く咲いて夕方にピンクになる酔芙蓉もある。
雄しべと雌しべが合着しているのはアオイ科によくある構造だ。

蕾を見ると5枚の萼片の外側に細長い副萼片が10枚ついている。

近所にはムクゲが咲いている。ムクゲはフヨウよりずっとたくさん、あちこちで見かける。

ムクゲもやはり雄しべと雌しべが合着している。

白、ピンク、赤、紫など色の種類はムクゲのほうがずっと多い。

ムクゲにも副萼片があるが、フヨウよりは控えめな感じだ。
ところで昨日の子規の句にある 蕣=「あさがお」 は「むくげ」とも読む。