
市民の森の入り口の畑まわりにクサフジの仲間が咲いていた。オオバクサフジだ。
春には近所のあちこちの道ばたなどで、ヨーロッパ原産・帰化植物のナヨクサフジが見られた。
クサフジやオオバクサフジは古来から日本で見られたそうだ。

オオバクサフジは蔓性の多年草で、ナヨクサフジに比べると小葉が大きい。

また花柄が萼筒の先端についている。対してナヨクサフジでは萼筒の下側に花柄がついている。
止まっているシロオビノメイガは花の蜜を吸っているのだろうか。
前にニラとかキツネノマゴなどの蜜を吸っているのを見たことがある。でも単に休んでいるだけかもしれない。

林の縁ではギンツバメが止まっていた。ときどき見かけるこの蛾はいつもこのように休んでいる。
ツバメガの仲間は日本では少なくてギンツバメぐらいしか見たことがない。