イチヤクソウが咲き始めた。新しい分類ではツツジ科イチヤクソウ属だそうだ。
泉の森に群生するところがあるが、今回は瀬谷市民の森で観察した。
茎の上部に数個~10個ほどの白い花をつけ、葉は地上に近いところに数枚出る。
ほかに茎の途中に小さな鱗片葉が付いたりする。
互生というのかどうか、茎から花柄の出る方向がずれているので、花は全方位だ。
花冠は5裂している。
雌しべが湾曲していたり、10本の雄しべのそれぞれに2個の葯が付くのが面白い。
落ち葉の間から少し顔を出して、ようやく蕾がつき始めた株もあった。
一薬草が咲いているところから一段低い土の上に一文字蝶が止まった。
一文字挵(イチモンジセセリ)も来ると面白いのだが。