家の近所。上瀬谷の畑と原っぱの間あたりでキジを見た。
このあたりでは雉を見たり声を聞いたりするのは珍しくない。
珍しくない雉を取り上げたのは近づいても雉が逃げなかったことに驚いたからだ。
雉は遠く離れていても人の姿を見ると警戒して早歩で逃げていくのだが、今回は違った。
5mぐらいの近さなのに畑や草むらを行ったり来たり。
ときどき立ち止まって周りを見るが、こちらには無関心なのか、敵ではないとみたか・・・。
地面をつついて食べ物を探すのに忙しい。
何か小さなものをくわえているように見える。
こういうのを幾つもいくつも口にしなければいけないのだろう。
この場所はそれに適しているので、ぼーっと佇む男を気にしないのだろう。