上瀬谷の畑で農機が入って耕したりするのを時たま見かける。
このあたりではダイコン、ニンジン、キャベツなど地面近くで栽培されているもののほか、
ナスとかトウモロコシとか少し背丈のある野菜も見かける。
これはオクラだ。広い畑地でオクラを見るのは1~2ヶ所ぐらいのものだ。
オクラ(アオイ科)は5cmぐらいの黄色い花が咲く。
ムクゲやフヨウと同じく一日花だけれど、花の形は似ているようで微妙に違う。
花の中心には雄しべと雌しべが合着した棒のようなものがある。
棒の中心の赤紫色が雌しべで、そのまわりに葯がたくさんついている。
ちょっと写真で分かりにくいが雌しべは5つに区分されているようだ。
花の後はお馴染みの実が出来る。雌しべを受け継いで実には5稜がある。