近所の地区センターに向かう狭い車道を歩いていると林側にメドウセージが咲いていた。
そこには黒いアゲハがいて花から花へと飛び回っていた。
蛇が口を開けているような格好の花に、長い口吻を延ばしているのはナガサキアゲハだった。
ナガサキアゲハは尾錠突起がないのが特徴だ。
海軍道路を渡って旧通信隊広場の方に向かうとヤブガラシがあって青色が目立つアゲハがいた。
アオスジアゲハだ。
このヤブガラシは花が旺盛のようには見えないがアオスジアゲハは離れがたい様子だった。
この近くにあるクスノキが幼虫の食草なのでということかもしれない。
家に帰って窓の外を見ると何か変だ。サッシの向こうの網戸に何か止まっている。
斜め上から見ると、ヒカゲチョウだった。
川向こうの公園や林にいても不思議はないが、どうしてこんなところに?
移動せずにずいぶん長い間ここに止まっていたが、昼食後に見ると消えていた。