家のすぐ近くの川沿いのフェンスに蔓延っている草がある。
ヤブミョウガもブタクサもヤブマオもセイタカアワダチソウも覆っている。
葉っぱの大きなアレチウリだ。北アメリカ原産の帰化植物で蔓を延ばして広がる。
特に川の傍で大繁殖することで知られ、河川敷を覆って嫌がられることも多い。
虫たちには人気があるようで、スズメバチが花を行ったり来たりしている。
アレチウリの花には雌雄がある。これは雄花で直径1cmぐらい。
花の向こうにツンと出ているのは花被や雄しべが落ちて残った花柄だ。
花糸も葯も合着している。アリは受粉に役立ちそうにないと思うが・・・
直径5~6mmぐらいの雌花は10個ぐらい集まって球状の花序を作っている。
柱頭は3裂している。 どんな実が出来るのだろう。