横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

心斎橋、道頓堀、法善寺横丁

2020-02-11 06:27:19 | 日記



ホテルの25階からの眺め。
真下は阪神高速16号線で、この先を左へ曲がって大阪港に向かう。
右の方に曲がっていくのは阪神高速3号線で、尼崎から神戸方面に向かう。
朝からちょっと渋滞気味だった。







大阪城と梅林を見た後は地下鉄で心斎橋まで行き、心斎橋筋を歩いた。
大阪では南北に走る通りを筋、東西に走る通りは通と呼んでいる。
有名な大通り御堂筋の一つ東側が心斎橋筋で商店街になっている。







南の方へ歩いて行くと道頓堀に出る。おなじみグリコの看板が見えた。







なぜかスパイダーマンがいた。







橋の上から見た道頓堀川。横堀川と木津川を結ぶ堀だ。
両岸に、とんぼりリバーウオークという遊歩道が出来ている。







道頓堀川の南側。昔は芝居小屋や芝居茶屋が多く並んで大いに賑わっていた。
今は芝居小屋がなくなってしまったが、飲食店などが多数並んで繁盛している。






京都に住んでいた若い頃にテレビ中継で見た藤山寛美と松竹新喜劇は中座で公演されていた。
中座は20年ほど前に閉館となり、飲食店ビルとして建て替えられ、10年ほど前に「中座くいだおれビル」になった。
その昔「くいだおれ」というのは、大きなビルで食堂、居酒屋、割烹などを経営していて、
「くいだおれ太郎」というチンドン人形が人気でテレビ等にもしばしば取り上げられていた。
その「くいだおれ」も倒産し「中座くいだおれビル」に名を残すことになったものだ。
「くいだおれ太郎」は元気だった。







道頓堀を少し進んで右折して千日前商店街に入る。
中程を右折すると法善寺横丁だ。

ここにあった法善寺は昭和20年の空襲で水掛不動明王を残して全焼する。
金毘羅堂は再建できたが本堂の再建が難しく、天王寺区の長圓寺と縁を結んで、
法善寺別院として本尊・阿弥陀仏立像を安置しているそうだ。








多くの人が、この水掛不動こと西向不動尊にお参りする。
いつのころからかお参りする人がみな水をかけて祈るので、不動明王と脇の童子たちは苔に覆われている。

水掛不動に両手を合わせて修業に出る若い板場と料理屋の娘との淡い恋を歌った「月の法善寺横町」。
60年前に藤島桓夫が歌って大ヒットした。
「な、こいさん、待っててや。ええな、こいさん。」など、歌の間のセリフにも皆しびれたのを思い出す。


いろいろと関西に住んでいた昔を思い出す散歩であった。


コメント
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