神奈川県自然環境保全センター。
自然観察園の谷戸から少し上がったところにもいろんな樹木がある。
背が高く頭の上の方に咲いている黄色い花はシナマンサクだ。
ロウバイとかサンシュユとかミツマタとか、春に向けて黄色い木の花が目立つ。
シナマンサクのところから少し進むとごくごく小さな白い花が咲いていた。
チョウジザクラだ。ほんの咲き始めで数えるほどだ。
花は1cmちょっとだけど萼筒が長いのが特徴で丁字桜の名前になっている。
隣にあるマメザクラの花はまだだった。
何気なく向こうの方を見ると樹の幹に何か緑色の動くものが。アオゲラかな。
撮り直そうと思っている内に幹の裏側に行ってしまった。
またこちら側に出てくるかと暫く見ていると、緑色の鳥が幹の陰からひょっこり顔を出した。
アオゲラではなく、メジロの「ひょっこりはん」だ。
しばらくして近くの木の枝に移っていたアオゲラを見つけた。
食事は終わったかのんびりしていて、
こつこつと木を突くところは見ることも音を聞くこともなかった。