窓の向こう側に咲くツバキにチョウがやってきた。
ムラサキシジミであろうか。
雄しべの間に入り込むようにして蜜を吸っている。
蜜が好きなのはチョウばかりでない。
ここのツバキの常連さんはメジロやシジュウカラとヒヨドリだ。
ヒヨドリは体が大きいのでやって来ると分りやすい。
時には羽を広げてバランスをとりながら夢中で蜜を食べる。
その後、近くの梅の木に止まったのを見るとクチバシが花粉で黄色くなっていた。
ツバキの木の奥の方にあるキンカンもヒヨドリの好物だ。
イイギリのような小さな実と違って丸呑みは難しいので突ついて食べている。
畑では収穫後の野菜の周りに多数のヒヨドリが集まっている。
時には収穫前の野菜も食べたりするので、農家には厄介者だ。