
近所のあちこちで、ひょろひょろと茎を延し小さな黄色い花をたくさんつけるのはコセンダングサ。

キク科の中でも頭花に舌状花がなく筒状花ばかりの仲間だ。
ぱあっとっ開く感じはないがハナバチなど虫たちはやって来る。

ルリシジミなどチョウもいろんな種類が来ている。

ツマグロヒョウモンとかキタテハなどやや大型のチョウも見かける。

近所ではコセンダングサほど数は多くないのだけれどアメリカセンダングサも見られる。

総苞が葉のように四方に広がっているのがコセンダングサには見られない特徴だ。

もちろんコセンダングサと同じように虫たちはやって来る。

コセンダングサとアメリカセンダングサの区別として、
果実にたくさんついている痩果の先端(冠毛)が三股になっている。

アメリカセンダングサの実は熟し切ったのを見つけられなかったが、痩果の先端は二股のように見える。
どちらが効率よく「ひっつく」のだろう。