追分市民の森でいろんな虫たちが見られる。
小川の草の葉の上ではハグロトンボが止まって翅を開いたり閉じたりしている。
少し高いところではコシアキトンボの雌がじっと止まっていた。
腰の部分が白い雄は、どこかで縄張り確保して飛びまわっているのだろう。
これはヤンマの抜け殻だ。縄張りとする小川の上を行ったり来たりパトロールしていることだろう。
アブの仲間も大小いろいろと見られる。
アカバナユウゲショウの花の蜜を吸いに来たのはホソヒラタアブ。アブのなかでは小型の方だ。
何かの葉の先に止まっているクロバネツリアブ。ホバリングしながら花の蜜を吸う姿を見たかったが、残念。
草むらで、ふっと飛んできて何かの茎に止まったのがいる。
ムシヒキアブの仲間のアオメアブだ。目が青緑、ときに虹色に輝く。
茎を抱えるように止まるのも特徴だ。
ヒマワリが満開になるとアゲハなどチョウの仲間も賑やかになるに違いない。