
近所の川沿いで背の高い草が目立ってきた。

オオブタクサが、これから花盛りになりそうなのだ。

一時、セイタカアワダチソウが花粉症の原因になると言われたが、
セイタカアワダチソウは虫媒花で花粉を飛ばさない。
実はオオブタクサが秋の花粉症の主因で、花に責任はないものの我々には大いに迷惑だ。

市民の森を歩いていると、いよいよ顔を出し始めた背の低い草がある。チジミザサだ。

やがて花が咲き小さな実をつけ熟すと動物などの体について分散を図る。
気を付けないと散策の後には、ズボンにネバネバいっぱいくっついて取るのに難儀する。

道路際の送電線に何か枯れ枝のようなものが引っ掛かっている。
風でどこかから飛んで来たか。

よく見ると防犯灯につながる電線に巻き付いている。
下の方はちぎれているが、地面から生えて上に延びて電線まで届いたものと思う。
取り除くには一苦労ありそうだ。