ムラサキケマン(ケシ科)
近所の瀬谷市民の森で今年もムラサキケマンが咲き始めた。
ムラサキケマンはけっこう多い草花で、家のすぐ近くでもまもなく見られそうだ。
一つの茎にたくさんの花をつけ葉も旺盛だ。
花の先端は赤紫で彩り後方に白い距を伸ばして蜜を溜めている。
花冠が閉じていてシベは隠されている。
虫がやってきて蜜を求めて中に入ろうとすると花冠が開くそうだ。
その瞬間を見たことはないが、たくさんの実ができるのは確かだ。
ジロボウエンゴサク(ケシ科)
ハナネコノメを見るために行った蓑毛にはジロボウエンゴサクが咲いていた。
ムラサキケマンに似たところもあるが属が違うようで、
一つの茎につく花の数が少ないし葉も大人しく、全体にひっそりした感じだ。
わが家の庭やお隣空き地では、この春はまだです。
今年は葉の育ちがいまひとつなので花が咲かないかしら??と
思ってもいますが、まだこれからなのかもしれません。
ムラサキケマンはよく見かけ逞しそうな様子で、ジロボウエンゴサクは
身近では見られずおとなしやかな雰囲気で、何となくジロボウエンゴサクの
方に肩入れしてしまいますが、ムラサキケマンにもやっぱり咲いて欲しいです。
ムラサキケマンはこれからでしょうか。
瀬谷市民の森は少し早いのかもしれません。
逞しいのでポージィさんのお宅などでも間もなく咲いてくれるでしょう。
ジロボウエンゴサクは見る場所も限られるしおとなしげな雰囲気なので、
やはり肩入れしますね。