毎年、今の時期になると蓑毛の小さな流れまでハナネコノメを見に行く。
1cm以下の白い花が数個で花序を作っている。
雄しべ8本、白い萼に赤い葯が映える。
2裂した白い花柱がすっと伸びているのも面白い。
ハナネコノメはネコノメソウ(猫の目草)の仲間。猫の目を思わせる実が生るかな?
水辺なのでハナネコノメの下にジャゴケが広がっていることも珍しくない。
なるほど蛇苔という名前が尤もと思える葉状体の姿だ。
ジャゴケは雌雄異株だそうで、これは雌株。
キノコのようなものが伸びているのが雌器托で先端の傘についている黒っぽいのが胞子体だそうだ。
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