横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

修禅寺

2024-02-20 18:52:45 | 日記

修禅寺は正式には「福地山修禅萬安禅寺」
大同2年(807)空海が創建したと伝えられている。
建長年間には臨済宗の寺院となり南宋とも交流したが、南北朝の戦乱とその後の火災で荒廃した。
その後、北条早雲の叔父・隆渓繁紹が招かれて曹洞宗に改宗された。

この本堂は明治時代に再建されたものだそうだ。

 

 

今は境内の建物も数えるほどだが、往時は栄えていたのだろう。
2kmも離れた伊豆箱根鉄道の修善寺駅あたりに総門があったそうだから・・・

 

 

寺務所、売店、宝物館方向を見る。
今回は宝物館に入るのをパスした。
頼家の顔の古面や頼家の陣旗など鎌倉幕府の遺品が展示されているそうだ。

 

 


上の写真の左手に大きな石がある。拡大してみると達磨さんだ。
この大きな石は江戸時代に今の修善寺駅あたりで発見され奉納されたという。

 

 

本堂左手にある檀信徒会館の入り口左右には、お地蔵さんがずらっと並んでいる。
訪れた檀信徒を優しく出迎えているようだ。
座り方や表情がそれぞれに違っていて面白い。

 

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修善寺に京都

2024-02-18 18:26:11 | 日記

河津七滝の後はバスに乗って修善寺に着いた。
といっても伊豆箱根鉄道の修善寺駅なので、観光の修善寺は少し離れている。

駅前の定連で「わさび丼」を食べた。いかにも新鮮な山葵が添えられている。
伊豆に来たからと何気なく注文したのだが、正真正銘の生わさびが鼻から目にツーンと来た。
今までに経験したことのない強さだ。

 

 

修善寺の観光地までの道筋を観光案内所で聞いた。
歩くと25分ぐらい、バスがあるが発車したばかりで次は20分後だという。
それじゃあと歩くことにしたが、ほとんど車道ばかりで思いのほか時間がかかった。

ようやくたどり着いたのが、この日枝神社そして隣が上の写真の「福地山 修禅寺」だ。
元は空海開基の真言宗であったが、その後「臨済宗」さらに現在の「曹洞宗」に改宗された

 

 

寺の前には「桂川」が流れている。

 

 

川には五つの紅い橋がかけられている。「渡月橋」という。
近くには「嵐山」という山もあるそうで、誰かが小京都になぞらえたのだろう。

 

 

橋から眺めると竹林も見受けられ、嵐山(京都・嵯峨)の風景に近い。

 

 

川原には空海が独鈷杵で岩を砕き霊泉を湧き出させたという独鈷の湯が見える。
現在は使用されていないそうだ。

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河津七滝その2

2024-02-16 16:10:10 | 日記

河津七滝。上流の釜滝、エビ滝から河津踊子滝見橋を渡って下りてくると蛇滝に出る。

 

 

落差3mほどの小さな滝だ。滝のあたりの玄武岩の様子から蛇滝と呼ばれたらしい。

 

 

蛇滝からすぐ近いところに初景滝がある。こちらは落差が10mほどで見ごたえがある。

 

 

そばには「踊子と私」というブロンズ像がある。
川端康成の短編小説で映画にもなっている「伊豆の踊子」に因んだものだ。

 

 

そのすぐ下流に注連縄を張った岩があり、頂上の窪んだ所に小石がたくさん載っていた。

 

 

大岩上受、大岩成就、大願成就。
3個の小石を持って岩に手を合わせ願い事を心に込めて小石を一つずつ岩の上に投げる。
3個の内一つでも岩の上に乗れば願いが叶うそうだ。
願いが叶ったら年内にお礼参りするのが礼儀。

 

 

少し歩くとカニ滝がある。落差2mと小さいが、滝と岩の姿が美しい。

 

 

五つの滝をたどって来た遊歩道からちょっと分かれ道に入って下っていく。
上から覗くと小さな滝になっているようだ。出会滝だ。

 

 

下へ降りてみると出会い滝の左手から別の流れが合流している。出会滝の所以だ。

 


足元は柱状節理だ。

ここまで六つの滝を見てきた。七滝の締めは大滝(落差 30m)になる。
大滝を眺めるには少し深い谷に下っていく必要があるらしい。
バスの時刻もあり今回は断念した。

 


ところで、蛇滝の近くの斜面に、こんな実があった。 
何だろう。帰って調べようと思っていたが、今も分からない。

 

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河津七滝その1

2024-02-14 16:43:37 | 日記



河津桜を観た後は修善寺行きのバスに乗って河津七滝に向かった。
かわづ ななだる と読む。  このあたりでは滝のことを垂水(たるみ)と呼ぶそうだ。







普通は下流の河津七滝バス亭で降りて、上流へ向かい適当なところで折り返すそうだ。
バス案内所でも、上から行くと(特に老人は)坂道で滑って危ないので、やめた方がよいと言われた。
しかし最上流の滝から見たいので上流の河津七滝遊歩道上入口バス停で降りた。
最初の釜滝に向かって木の階段を下りていく。慎重に滑らないように下りる。







河津七滝は上流から次の七つの滝をめぐって歩く。
名前   釜滝    エビ滝    蛇滝    初景滝    カニ滝    出合滝    大滝
読み  かまだる  えびだる   へびだる  しょけいだる  かにだる  であいだる  おおだる
落差   22m   5m     3m    10m     2m     2m    30m








階段を下りている途中で釜滝が見えた。






滝壺が釜の底を思わせるのが名前の所以らしいが・・・







滝の傍に柱状節理が見える。







2万5千年前、近くの火山から流れ出した溶岩が谷に流れ込んだ。
溶岩が冷えて固まる時に体積が縮み割れ目ができ垂直に伸びて、柱のような岩ができる。







続いてはエビ滝。  エビの尾びれに似ているかな?







河津踊子滝見橋を渡って蛇滝に向かう。
この橋は川に掛っているわけではなくて遊歩道の一部として、10年ほど前に作られた。
それまでは河津七滝を通して見るのも一苦労だったかもしれない。


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ちょっと贅沢

2024-02-12 16:02:49 | 日記

熱海を観光し熱海桜や梅林の紅梅、白梅、蝋梅なども楽しんだ後は伊豆の北川に泊った。

 

 

訳があって、ちょっと高級なところに招待された。

貸し切り露店風呂でゆったりする。向こうの方に見えるのは大島の灯りだ。

 

 

夕食も朝食も、おいしい料理がいっぱいで大いに堪能した。
普段の旅行は大食堂のバイキングが多いので久しぶりの贅沢だ。

 

 

翌朝は河津まで送ってもらった。

 

 

河津桜はやや早めだが十分に楽しめた。

 

 

朝なので人出もなく、ゆっくり歩いていると、ジョウビタキが出てきた。

この後、修善寺までバスで行く。

 

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