・イタリアの最も美しい村のひとつ、テヴィテッラ・デル・トロントを
舞台に、古書店の店主と移民の少年の、本を通しての交流を描く
ハートウォーミングストリー。
・ある日、店の外で本を眺める移民の少年エシエンに声を掛けたリベロは
好奇心旺盛な少年に、コミックから児童文学、中編小説、長編大作、さらに
専門書まで次々と店の本を貸し、感想を聞きながら、様々な知識やものの見方や
考え方などジャンルを超えて叡智を授ける。
そしてイタリア語で「リベロ・自由」を意味する自身の名の通り、自由であること、
誰もが幸せになる権利を持つことを伝えて行くのだった。
・少年に貸し出したブックリスト。
(マンガ、ピノキオ、イソップ物語、星の王子様、白鯨)
(ロビンソン・クルーソー、ドン・キ・ホーテ)
「少年の希望は医者になることを聞くと、シュバイツアー博士の伝記」
※ でも最後は「世界人権宣言」でした!