
・久しぶり、満足度100%のフランス映画でした。
(画家マリアンヌはブルターニュの貴婦人からエロイーズの見合いのための
肖像画を頼まれる。エロイーズ自身は結婚を拒んでいた。
身分を隠して近づき、孤島の屋敷で密かに肖像画を完成させたマリアンヌは、
真実を知ったエロイーズから絵の出来栄えを否定される。
描き直すと決めたマリアンヌに、意外にもモデルになると申し出るエロイーズ。
キャンパスを挟んで見つめ会い、美しい島を共に散歩し、音楽、文学について
語り会ううちに、恋に落ちる二人。約束の5日後、肖像画はあと一筆で
完成となるが、それは別れを意味していた・・・。)
・島のきれいな風景、デッサンの筆使い、ビバルディの音楽、ろうそくの火、
モデル・緑のドレスと画家・朱色のコントラスト・・・
美しく繊細で切ないエンデングでした。
※18世紀、貴族の見合いには「肖像画」が必要でした。
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