トレッキングのち山笠、一時釣りですが、元々はラグビー

物忘れが酷くなってきました。日々の出来事を書き残します。

白馬岳2014,8(鑓ヶ岳-鑓温泉-猿倉荘)

2014-08-31 05:40:42 | トレッキング
2014年8月24日(日) くもり一時あめ

午前9時30分 分岐点です。
白馬岳-唐松岳の縦走路から鑓温泉に向けて、下り道の始まりです。


下り始めて50分
高山植物に出会いますが、名前が分かりません(泣)
分岐点から見た、雪渓の先端に到着していません。
近くに見えて、中々遠いです。
この辺りで雨が降り出し、レインウェアを着込みます。



1時間ほど下ってきました。
稜線を見上げます。
この先に看板がありました。
【平成25年7月*日 滑落事故発生。ストックはザックに入れて、両手を使えるようにしましょう】
~緊張します!


更に30分。鎖場の中盤です。
写真では分かりづらいでしょうが、落ちれば谷底です。
雨です。足元が滑ります。細心の注意をはらって、足元を確保します。


下り始めて2時間。
難所を過ぎると雨も上がり、鑓温泉が見えました。
一安心です。


鑓温泉で一服です。入浴料¥500也
登山道を遮るものはありません。
まる見えです。=大自然の中で爽快です。ガスが掛かっていて残念でしたが…
硫黄のいい湯で心も身体もリフレッシュ!雨で濡れたアンダーウェアを着替えます。気持ちよか~


午後0時15分
さっぱりしたところで鑓温泉を出発です。
雪渓の脇を通って行きます。


15分もしたら花畑が現れました。
早速、小休止です。


午後1時 杓子沢を渡ります。
鑓温泉から猿倉荘までの全行程のうち、4分の1を経過した地点です。


午後2時30分 小日向山の分岐を通過して15分程経過すると、大雪渓から右手に見えた雪渓が、姿を現します。
もーすぐかな~と思わせますが、まだまだ温泉からの中間地点を過ぎたばかりです。


難所はありませんが、長い長い下りです。
福智山の大塔の滝コース+上野峡コースの下りを行ってる気分です。
午後4時 白馬尻に向かう砂利道と合流です。猿倉荘は目の前


午後4時10分 無事に帰り着きました。
かき氷で一息入れます。


立ち寄り湯は「白馬八方温泉 おびなたの湯」受付は午後5時30分までです。
いい湯です(露天のみ、男女別、ボディーソープ・シャンプーあり)



白馬岳2014,8(山頂-鑓ヶ岳)

2014-08-30 11:44:31 | トレッキング
2014年8月24日(日)くもり一時あめ

前日は猿倉荘から白馬尻-大雪渓-白馬岳を巡り、頂上宿舎前でテント泊しました。

午前4時 御来光を…と思い、テントから出ましたが、この霧の中では御来光どころか遭難です。
午前5時 霧の中をうす明るくなってきました。
出発の支度をしてしているパーティーもいます。
我々は朝食の支度です。
メニューは、ハンバーグ・ポークジンジャー・ポタージュスープ・レーズンパン・コーヒーです。
エネルギーを補充して、テントの撤収です。


午前7時 テント場を後にして、縦走路に向かって出発です。
霧が深いです。
道外れに注意です。


杓子岳に向かいます。
手前の丸山で鳥に出会いました。
ライチョウかな??いやいや、飛んでいったので、ライチョウではないようです。


杓子岳の頂上には向かわず、巻き道を通ることにしました。
指導標が設置されてますので、指導標が設置されていない巻き道は辿らないようにしましょう!


家内がかなりヘバっています。
3000m級になると、辛いようです。
持参した酸素は、寝起きで全て吸ってしまったらしい。
ここから、鑓ヶ岳に向けての登りが始まります。


切り立った尾根道にでました。
家内は「霧で見えないから恐くな~い!」と、お気楽に渡って行ってます。


ワレモコウでしょうか?取りあえずシャッターを切りました。


砂礫の急勾配をジグザグに登って行きます。
眺望は期待できません。
達成感のみを求めて登って行きます。
午前9時 ガスの中、鑓ヶ岳山頂に到着しました。


かすかにガスが晴れてきました。
…が、思わせぶりで終わりました。
清水岳・不帰岳方面の谷を一瞬見ることが出来ました。


唐松岳・五竜岳に向けての縦走路を進みます。


鑓温泉に向かうトレースが見えます。


鑓温泉分岐に到着です。
この時点では、長くツラい下りが始まることを、知る由もありませんでした。



つづく




白馬岳2014,8(葱平-山頂)

2014-08-29 00:14:58 | トレッキング
2014年8月23日(土)晴れ

猿倉荘から白馬岳を目指してます。
白馬尻小屋から大雪渓を登り、葱平です。

午前10時40分 今からここを登るんだ!
岩場の急登をジグザグに登っていきます。


早速、沢渡りの木橋があります。


午前11時 大雪渓を振り返って見下ろしてみます。


上を向くと、高山植物が咲いています。


こんなところにも…


前の写真から1時間15分が経過しました。
花びらの色が紫からオレンジに変わりました。
汗が噴き出してます。
写真を撮りながら一息入れる魂胆ですが、出っ張ったお腹で息も出来ません。
早々にシャッターを切って、しゃがんだ姿から立ち上がります。


午後0時40分 葱平から2時間が経過しました。
ガイド本では頂上宿舎前に到着ですが、まだまだ先です。
通常山行の一山分残ってる感じです。
頻繁に休憩をしているので、大幅な遅れでしょうね。


午後0時50分 また休憩です。他の登山者もコマメに休憩してるので、入れ代わり立ち代わりです。
ガスが登ってきました。山体を覆っていきます。


午後1時 もう一息。…と、自分で自分を騙しにかかります。


午後1時15分 見上げていた峰が、目線の位置に近づいてきました。間もなくかな???しんどいです


午後1時45分 頂上宿舎前テント場です。手続き(2000円/2人)を済ませて、今から設営です。
あまり食欲は湧きませんが、設営後に昼食です。余ったお湯で焼酎のお湯割りを頂きます。


食事を済ませて、テントの中で横になっていると、もう動きたくなくなります。
向かいのテントの御婦人が、今のうち頂上まで行ったほうがイイよ。のアドバイスに素直に従い、頂上宿舎を後にします。
午後3時30分 出発です。


日本最大の山小屋といわれる、白馬山荘を見上げます。


午後3時45分 白馬山荘手前から白馬岳を見上げます。


午後4時10分 白馬岳山頂です。沢山の人がいます!


小蓮華山方面の山なみです。
白馬大池から栂池への縦走もやってみたいものです。


頂上宿舎から丸山への山なみです。
明朝は、この縦走路で鑓ヶ岳-鑓温泉に向かいます。


午後4時25分 頂上を楽しんでテント場に向かいます。
白馬岳から白馬山荘です。


午後5時 テント場に到着しました。
晩飯の食欲はありません。
そのまま寝ることに…・

午後10時 トイレに起きた時、一面に広がる星空を見れました。
写真に撮れないのが残念でなりません。

明日天気になぁーれ!!


白馬岳2014,8(猿倉荘-大雪渓)

2014-08-26 22:14:11 | トレッキング
2014年8月23日(土)曇のち晴れ

今年の20番山は、昨年雷雨のため断念した白馬岳(2932m)です。
猿倉荘-白馬尻小屋-大雪渓-白馬山荘-白馬岳-頂上宿舎前テント場(泊)-白馬鑓ヶ岳-鑓温泉-猿倉荘のルートを辿ります。
全行程19km 標高差2275mのロングトレイルです。

前泊した白馬村のロッジでは午後7時前に就寝し、午前3時に起床し天気予報と睨めっこ。
白馬の山の天気予報は6時=C 9時以降=Aになっているが、現時点で豪雨速報が入り強い雨が降っている。
しかし、山の天気予報を信じて行先を白馬岳に決定し午前5時に出発。八方尾根スキー場前のコンビニで食料調達
この時点では、まだ雨が残ってました。
霧の中を猿倉荘に向かいます。

午前5時50分 駐車場到着です。既に多くの車が停まっています。
我々は車中で朝食です。


午前6時20分 登山口の猿倉荘は、大勢の登山客で賑わっています。
登山者カードを記入して、ポストに投函します。


午前6時30分 いよいよ出発です。
猿倉荘の向かって左側に、登山口の標識が出てます。「熊に注意」
雨は上がったようです。予報どおり^^


はじめは、整備された砂利道を行きます。


登山口から30分経過
渡渉点には木橋が掛けられています。


渡渉点から20分経過
砂利道から登山道に変わりますが、整備された道なので、歩きやすい。


8月だけど紫陽花なんだね!


登山口から1時間15分
白馬尻小屋に到着です。
ここでトイレと雪渓に備えた大休憩です。


出発から丁度2時間(休憩40分含む)
アイゼンを装着して、大雪渓に入ります。
天然のクーラーです!


夏スタイルで十分です。(雨天時はアウトでしょう)
陽が射してきて汗ばむ程になってきました。
雪渓には足の掛りがあるので、小さな歩幅で進んで行けば滑らずにすみます。
雪庇がありますが、前の人の跡を着いていけば大丈夫。


「落石に注意」顔を上げたままで歩くと、肩が凝ります。
音なしで落石があるそうなので、肩が凝る な~んて言ってられません。
…でも、こんな落し穴が。
下も見なければなりませぬ!


午前9時10分 ガスが晴れてきました。
ガイド本のような絶景が現れました。


午前9時55分 大雪渓の中州?に到着です。
落石の危険が少ないので、皆さんここで休憩を取ってます。


午前10時20分 大雪渓を登り終え、葱平に到着です。
ここでも一息。
休憩のインターバルが短くなってきました!


葱平-白馬岳編につづく

コースタイム

6:30 猿倉荘出発
7:45 白馬尻小屋(8:25まで休憩)
8:30 大雪渓
10:20 大雪渓終了 葱平到着




乗鞍岳 御来光2014,8,22

2014-08-26 02:04:13 | トレッキング
2014年8月22日(金)晴れ

今年の19番山です。
乗鞍岳=3,026m 乗鞍畳平-肩の小屋-乗鞍岳 ピストン
同行者=家内(計2名)

憧れの日本アルプスに立ちました。
百名山の中で、最も難易度が低いコースですが、アルプスで3,000超に間違いはありません。
しかも、晴天に恵まれ、御来光と頂上からの360度大パノラマを堪能しました。
バスの運転手・乗合せた福井からの登山者・売店のおばちゃんの皆が「こんな晴れ渡った日は滅多に無い!」と口を揃えます。
いや~ 山ってイイですね!!

九州の自宅を午後3時に出発し、乗鞍スカイラインの乗車場所である「ほおのき平駐車場」に午前3時に到着。
支度をして、午前3時45分発の畳平行きのバスに乗り込みます。
事前に往復乗車券を購入します。(往復2300円)
定員オーバーらしく、2号車が臨時便として運行するようです。
45分の行程ですが、バス内は静まり返ってます。Zzzzz……(写真は帰路撮影)


午前4時30分に畳平に到着です。(写真は帰路撮影)


はっきり言って、寒いです!
ライトダウンを準備して正解です。
薄暗い暁の中を、御来光ポイントに足を運びます。


整備された砂利道から、舗装路のエコーラインに出ます。
ここで見ましたが、大黒岳か富士見岳に登れば良かった…


雲上の頂が、暁で赤く染まってきました。
いよいよ御来光です。
美ヶ原の山体から顔を出しました。(アプリ【山カメラ】で確認)


さあ、剣ヶ峰を目指します。
整備された砂利道を進みます。


右手に雪渓を従えた、不消ヶ池です。


コロナ観測所の建つ摩利支天岳(剣ヶ峰からの帰路撮影)
砂利道の終点に肩ノ小屋があり、その奥に東大宇宙線観測所があります。
ここでトイレを拝借


ここから岩場の登りです。
高度があるので、一歩一歩ゆっくりと足を出します。
浮石が多いので落石に注意です。


一組の御夫婦が先を行きます。
「おはようございます」挨拶を交わします。
千葉からお越しでした。

朝日岳と蚕玉岳の鞍部に出ると、強風に吹き晒されます。
権現池が見えます。


蚕玉岳山頂を経由し、頂上小屋に寄り道して剣ヶ峰山頂です。
乗鞍神社・本宮神社にお参りして、まずは記念撮影です。


頂上からの絶景を楽しみます。
御嶽山をバックに頂上碑です。


引き続き360度展望します。












頂上小屋で記念バッジを購入して下山です。
オジサンの話では、富士山も見えるようですが、これかな~?って感じでした。

肩の小屋に到着です。
テーブルを借りてブランチです。
味噌汁とおにぎり
これが御馳走です

肩の小屋口方面から団体さん到着です。
ツアーのようです。


畳平に無事到着しました。
銀嶺荘は準備中でしたが、コーヒーだけならOKということで、一息入れました。
頂上郵便局からお友達の郵便局長宛に、絵葉書を発送して乗鞍岳を後にしました。

コースタイム

 3:45  ほおのき平駐車場バス停(ほおのき平スキー場でナビ)
 4:30  乗鞍畳平バスターミナル着
 5:05  御来光(5:18まで)
 5:18  登山開始
 5:45  肩ノ小屋(5:50まで)
 6:50  剣ヶ峰山頂(7:10まで)
     頂上小屋で10分談笑
 8:00  肩ノ小屋(8:20まで)
 8:55  乗鞍畳平
 9:50  畳平バス発
10:35  ほおのき平駐車場着