かって伊那側から南駒ケ岳に登る登山道があったようです。
起点の黒覆山には二回、終点?の田切岳には一回登っています。がこの間は登っていません。激藪で恐ろしく峻嶮な所と聞いていました。
それでも何時かはと思っていましたが、年々体力の衰えなどで無理かと半分以上諦めていました。
今年はきのこもダメで 四連休後半がいい天気なのでこれはチャンス、ダメもとでと思い切って行ってみることにしました。
今回は与田切川の上流シオジ平自然園(今はやっていない)の手前の閉鎖ゲートから早朝暗いうちから歩き出します
与田切川の流れ、きれいです。
中小川登山道入り口(今は通行禁止)
土石流で心配していたオンボロ沢の渡渉、荒れてはいますが飛び石伝いに対岸へ。
土管の場所が少し変わっているイヌ沢
イヌ沢上流、荒れてはいますがはじめ流れの脇を、後はジジグザグに登っていきます。
1919mの少し先ののコル。ここまでは以前一度通っています。今日は田切岳方面へ。いきなり笹薮を漕いで行きます。
たまにこんなところもあり歩きやすい
いくつかのピークも越え休み休みながら、かなり登ったようです。百閒ナギや南駒、田切岳などが望めるようになりました。
相変わらず笹薮漕ぎです。
こんな岩峰もあり尾根通しにはとても行けません。
こんなにはっきりとしたふみ後。こういうところはみな同じと所を通るからか?
草原のようなところに出て、戻るようにピークに向かいます。
クロマメが群生、しばらくつまみ食いの時間です。疲れた体には甘酸っぱくて美味しいです。
かなり古い苔の生えたロープ、いつごろのものだろう?
こんな断崖のような斜面のトラバース。落ちたらタダでは済まないでしょうね。
シャクナゲを中心としハイ松も混じる藪、これも漕いで行くしか前に進めません」。
2580m少し過ぎたあたりか?縦走路を少し外れた緩やかな傾斜地にテント設営、これが良くなかったか?
夜間にずり落ちてテントはひしゃげポールが折れました。
翌朝の夜明け。今日も天気はよさそう。
朝日の当たる田切岳と空木岳。
一旦下ってこれから登るところか?まだあんな所があるのか?
古くさびたワイヤー。大丈夫でしょうか?
ここには二本の鎖。他にもありました。
振り返ったところ。あんな岩峰は迂回するしかしょうがありません
倒れこむように振り返って。遠く雲の上は南アルプス?尖って目立つ山は乗り越えてきた2580m峰?
まだ田切岳までは大分登らなければなりません。ハイ松漕ぎが大変。
百閒ナギと擂鉢窪避難小屋。後ろは南駒ヶ岳
あれは赤梛岳、それまでに田切岳へも登らなければなりません。ハイ松漕ぎが大変
ヒョイといった感じで石積の田切岳山頂、バックは空木岳。これで2度目で懐かしいです。
ルート図はこちら
(続き、黒覆尾根2はこちら)
詳細はこちらへ