山歩き、渓歩き

以前の山のぼり、渓流釣りなどのふりかえりと最近の風景を織り交ぜて。

黒覆尾根2

2020-09-23 21:12:25 | 登山

  (黒覆尾根 1はこちら)

田切岳からの下り。カンバの木につかまりながら急斜面を降ります。

 

赤椰岳へ向かってハイマツの海、以前のようにすんなりいきません。意外にここで時間を食いました。

 

赤椰岳山頂。ここからしばらくは一般登山道。

 

遠く空木岳への道

 

空木岳山頂。幾人かの登山者がいました。

 

駒石経由で駒ケ根のほうに下って途中マセナギで右手の道へそれ笙の笛山を目指します。

最近のトレランで道はかなりきれいに整備されています

 

笙の笛山です。以前一度行っているはずですが、かなり感じが異なります。大きめの山名板もありました。

 

以前と違って別尾根をくだります(降り口に自転車がデポしてあるので)はじめは笹も深かったのですが後半は踏み跡も明瞭。

 

ピッタリとゲート前の自転車の所に出ましたが、5時で暗くなる寸前でした。水も空になり道のりがとても長く感じられました。


これで数年来の念願の 黒覆尾根 縦走することができました。

それにしても、激藪漕ぎ、険しい岩峰の通過・巻き、急斜面のトラバース、噂どうりで精も根も使い果たした感じで もう年を考えるとこういう山登りもこれで卒業か?

 

さらにもう少し詳しくはマイ ホームページで。

 


黒覆尾根 1

2020-09-23 21:01:47 | 登山

かって伊那側から南駒ケ岳に登る登山道があったようです。

起点の黒覆山には二回、終点?の田切岳には一回登っています。がこの間は登っていません。激藪で恐ろしく峻嶮な所と聞いていました。

それでも何時かはと思っていましたが、年々体力の衰えなどで無理かと半分以上諦めていました。

今年はきのこもダメで 四連休後半がいい天気なのでこれはチャンス、ダメもとでと思い切って行ってみることにしました。

今回は与田切川の上流シオジ平自然園(今はやっていない)の手前の閉鎖ゲートから早朝暗いうちから歩き出します

与田切川の流れ、きれいです。

 

中小川登山道入り口(今は通行禁止)

 

土石流で心配していたオンボロ沢の渡渉、荒れてはいますが飛び石伝いに対岸へ。

 

土管の場所が少し変わっているイヌ沢

 

イヌ沢上流、荒れてはいますがはじめ流れの脇を、後はジジグザグに登っていきます。

 

1919mの少し先ののコル。ここまでは以前一度通っています。今日は田切岳方面へ。いきなり笹薮を漕いで行きます。

 

たまにこんなところもあり歩きやすい


いくつかのピークも越え休み休みながら、かなり登ったようです。百閒ナギや南駒、田切岳などが望めるようになりました。

 

相変わらず笹薮漕ぎです。

 

こんな岩峰もあり尾根通しにはとても行けません。

 

こんなにはっきりとしたふみ後。こういうところはみな同じと所を通るからか?

 

草原のようなところに出て、戻るようにピークに向かいます。

 

クロマメが群生、しばらくつまみ食いの時間です。疲れた体には甘酸っぱくて美味しいです。

 

かなり古い苔の生えたロープ、いつごろのものだろう?

 

こんな断崖のような斜面のトラバース。落ちたらタダでは済まないでしょうね。

 

 

シャクナゲを中心としハイ松も混じる藪、これも漕いで行くしか前に進めません」。

 


2580m少し過ぎたあたりか?縦走路を少し外れた緩やかな傾斜地にテント設営、これが良くなかったか?

夜間にずり落ちてテントはひしゃげポールが折れました。


翌朝の夜明け。今日も天気はよさそう。

 

朝日の当たる田切岳と空木岳。

 

一旦下ってこれから登るところか?まだあんな所があるのか?

 

古くさびたワイヤー。大丈夫でしょうか?

 

ここには二本の鎖。他にもありました。

 

振り返ったところ。あんな岩峰は迂回するしかしょうがありません

 

倒れこむように振り返って。遠く雲の上は南アルプス?尖って目立つ山は乗り越えてきた2580m峰?

 

まだ田切岳までは大分登らなければなりません。ハイ松漕ぎが大変。

 

百閒ナギと擂鉢窪避難小屋。後ろは南駒ヶ岳

 

あれは赤梛岳、それまでに田切岳へも登らなければなりません。ハイ松漕ぎが大変

 

ヒョイといった感じで石積の田切岳山頂、バックは空木岳。これで2度目で懐かしいです。

ルート図はこちら 

     (続き、黒覆尾根2はこちら

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