滋賀県 建築家 / 建築設計事務所イデアルの小さな独り言

建築家・清水精二のブログ、何でもあり独り言集・・・。

トルコキキョウって、トルコの桔梗・・?

2024年07月28日 | 季節の花

暑い日が続きますね。外出するのが嫌になります・・午後からだと駐めてある車なんか乗れませんからね。シートが熱くて背中やお尻が火傷しそうになります。私の車は高級車ではないので、シートを冷やすような装備はないですから、しばらくエアコンをかけて車内を冷やさないと乗れません。この状況を考えるだけでも外出するのが嫌になります。

という事で、今回はトルコキキョウのお話です(記事のネタがない時は、おふくろが育てている花の話になる事が多いです・・)。昨年、おふくろが「トルコキキョウ」というのは、どのような花なのかもよく知らずに、売れ残っていた苗を買ってきて植えたところ、思いのほか綺麗な花が咲き、切り花にしても長持ちしました。それで、今年は色々な種類のトルコキキョウの苗を育てていたので、次から次へと色々な種類のトルコキキョウが咲き、おふくろも毎日のように切り花にして楽しんでいました。

ところが、1週間程ほど前のゲリラ豪雨で花が折れてしまい、折れた花を切り集めたのが画像のトルコキキョウです。八重咲きで、グラデーションの付いたものなど色んなトルコキキョウが咲いていました。「トルコキキョウ」というのですから、私の感覚ではトルコが原産の桔梗なんだろうと思って、ネットで調べてみると、トルコキキョウは、リンドウ科ユーストマ属の多年草もしくは1年草だそうです。まず、トルコキキョウはキキョウ科の植物ではないという事です。次に原産地はというと、アメリカ西南部、テキサスからメキシコにかけての地域だそうですから、トルコキキョウの原産地はトルコではありません。

では・・なぜ「トルコキキョウ」と呼ばれているのでしょうか。これもネットで調べてみると、いろいろな説があるようです。よく書かれいる説を紹介すると、今では多くの品種があるトルコキキョウですが、日本に入ってきた当時は一重咲きの濃い紫の品種しかなく、それが日本の桔梗に似ていた。その一重咲きの品種のつぼみが渦を巻いたような形状をしていて、それがトルコのターバンのように見えた事から、「トルコキキョウ」と呼ばれるようになったというのです。

一重咲きの濃い紫の品種が日本の桔梗に似ていた・・というは分からなくもないので、「XXXキキョウ」と呼ばれてもいいように思います。しかし、渦を巻いたような形状のつぼみがターバンのように見えたとして、なぜトルコのターバンになるのでしょうか。ターバンって、トルコ以外にも中東諸国やインドでもありますよね。ターバン=トルコとはならないと思うのですが・・。つぼみがターバンのように見えたから、「トルコキキョウ」というのは少し無理があるようです。

いずれにしても、「トルコキキョウ」はトルコ原産の桔梗ではなく、全く別の植物という事です。名前の由来については、私としては謎ですね・・・。

 

 

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ミヤコワスレ(都忘れ)の花が咲いています。

2023年04月30日 | 季節の花

昨日の夜は雨がよく降りましたね・・。世間はゴールデンウィークに突入していますが、私はゴールデンウィーク中の予定は全くありません。どこに行っても人が多そうなので、自宅に籠もって読書をしています。一昨日も京都市内に行っていましたが、平日にもかかわらず観光客でいっぱいでしたからね。例年だとゴールデンウィーク中もずっと仕事をしているのですが、今年はそんなに忙しくないので、読書でもしてゆっくりしようかな・・という感じです。

 

という事で、今回は我が家に咲いている「ミヤコワスレ(都忘れ)」を紹介します。ご覧の通り我が家のミヤコワスレは、何の手入れもしていないので、雑草と共生している状態となっています。お袋の話によると1株だけ植えたそうですが、放っておいたら年々増えてきて現在の状態になっているそうです。それにしても雑草にも負けず逞しく花を咲かせているものです・・。ミヤコワスレは江戸時代から茶事で飾る花として愛され、鑑賞されてきたそうで、今でも茶花や切り花として人気がある品種です。我が家でも切り花として使っています。

「ミヤコワスレ(都忘れ)」という名前は、順徳天皇の伝説が由来となっていて、その由来は鎌倉時代に遡ります。承久の乱(1221年に後鳥羽上皇が鎌倉幕府を倒すために兵を挙げて敗れた兵乱)に敗れた順徳天皇は北条氏によって佐渡ヶ島に流されます。御所の庭に咲いていた小菊に似た花を流刑の地に見つけた順徳天皇は「いかにして 契りおきけむ 白菊を 都忘れと 名づくるも憂し」との歌を詠んだと言い伝えられています。つまり、「この花を見ると都への思いを忘れられる」ということから「ミヤコワスレ(都忘れ)」という名前が付けられたという事のようです。

可憐に咲く小さな花に慰められて、遠い都を思う寂寥を忘れられたという由来は、なんともロマンチックです。ただ、現在普及しているミヤコワスレは、江戸時代末期に品種改良されたものなので、順徳天皇が愛でた小菊に似た花(ミヤコワスレ)は、私たちが目にするミヤコワスレとは少し異なる花だったのかも知れませんね・・・。

 

 

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わが家の切り花は百日草(ヒャクニチソウ)??

2022年05月08日 | 季節の花

今日で大型連休も終わりです。連休中に仕事をして残務を片付けるつもりでしたが・・思ったように捗りませんでした(連休前に一区切りついたので、気が抜けてしまったようで・・)。まぁ、明日から頑張ることにします。毎年、ゴールデンウィークの頃になると花粉症が治まるのですが、例年に比べれば昨年も今年も症状がとても軽かったです。新型コロナのこともあって(コロナと花粉症の見分けがつきにくい)、昨年から例年より早く(花粉症の症状が出る前に)花粉症の薬を飲むようにしたところ、症状がとても軽くなりました。どうやら症状が出る前にアレルギーの薬を飲むことが花粉症を抑えるコツのようです・・。

 

という事で、わが家の百日草(ヒャクニチソウ)の話です。画像はお袋が仏花として重宝しているわが家の百日草?です。プランターに植えてあって、最近次から次へと綺麗なオレンジ色の花を咲かせているので、お袋に花の名前を聞くと「百日草」だとのことでした。わが家にはオレンジ色の花だけが咲いているので、他にもたくさん花の色があるのだろうとネットで調べてみると、百日草はジニアとも呼ばれていて多くの種類があるようです。それでわが家の百日草の種類を探してみたのですが、私の調べた限りではわが家の百日草と同じものが見つかりませんでした。

似ている種類の百日草は幾つかあるのですが、わが家のように花びらの先がギザギザになっている種類が見つかりませんでした。もしかして百日草ではないのでは・・と思い、お袋に聞き直したのですが、お袋は百日草だと言います。ちなみに、百日草の名前は長い開花時期に由来します。百日草はその名のとおり100日間花が咲き続けるのではないようです・・開花期間が5月~11月の初旬までと長く、ポンポンとたくさんの花を咲かせ、一つの花が100日間咲き続けるのではなく、花やぐ期間が長く続くという意味合いがあるようです。わが家の百日草も次から次へとたくさんの花を咲かせていますから、この特徴には当てはまるんですよね・・やはりお袋の言うとおり百日草なのかなぁ。

今は5月ですから、あとは11月まで咲き続ければ・・珍しい種類の百日草なのかも知れませんね・・・。

 

 

 

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続・金のなる木

2021年09月26日 | 季節の花

今日は涼しくて過ごしやすいですね・・・。「暑さも寒さも彼岸まで」とよく言いますが、今日で秋のお彼岸も終わりですから、この慣用句(残暑も秋の彼岸になれば衰え、余寒も春の彼岸になれば薄らぐ)は合っているんですよね。

 

それで今回の記事は、5年前にこのブログで紹介しました「金のなる木」の続編です。上の画像が5年前に近所の方からもらった時の「金のなる木」で、下の画像が現在の「金のなる木」の姿です。5年も経てばもっと大きくなっているハズ?でしょうが・・途中で枯れかけた事もあるので現状この大きさになっています。近所の方にもらってから1年ぐらいは順調に育っていたのですが、2年目の冬に葉っぱがパラパラと半分以上落ちてしまいました。葉っぱは枯れて落ちるのではなく、緑色のプルンプルンの状態でポロッと落ちるのです・・。

ネットで調べてみると、葉っぱがパラパラと落ちるのは日照不足か水のやり過ぎが原因とありました。日照不足については、ずっと同じ窓辺に置いていたので日照は減っていないハズなので、どうやら水のやり過ぎだったようです。それで水やりを少なくしましたが、その間も葉っぱは落ち続け・・枝先の数枚しか残っていない状態にまでなっていたので、このまま枯れてしまうかな?とあきらめかけていたら、新しい芽が生えてきました。ギリギリのところで息を吹き返えしてくれたのです・・。

その後は、夏は月2回、冬は月1回、春と秋は調整しながら水やりをしているとどんどん新しい芽が生えて大きくなってきました。鉢も一度大きいサイズに換えましたが、もうそろそろ一回り大きいサイズに換えた方がいいかも知れませんね。ちなみに花は咲いたことはありません・・夏から秋にかけて水やりを減らすと冬に花が咲くかも知れないそうですが、水やりの量を変えて以前のように枯れかけたりしないかと不安なので前述の水やり量を守っています。

5年前の記事でもお話しましたが、「金のなる木」は風水的に言えば、やはり金運アップの効果があるそうで、金運に関係する方位「南東」に置くと、さらに金運がアップするそうです・・。なので、私も自分の部屋の南東の位置に「金のなる木」を置いていたのですが、その「金のなる木」が枯れかけたので、枯れてしまったら金運が下がるのでは?と心配になりました。でも息を吹き返えし大きくなってきたので、私の金運もアップするかな・・と思っているのですがアップしませんね。まぁ、建築の仕事を続けられているだけで良しとしましょうか・・・。

 

 

 

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紅葉と黄葉・・落ち葉の絨毯

2020年11月29日 | 季節の花

昨日ぐらいから少し寒くなりました。もう秋も終わりですね・・・。私の散歩コースの1つである皇子が丘公園の紅葉も見頃は過ぎましたが、今は落ち葉が「紅葉と黄葉の絨毯」を敷いています。紅葉は落ち葉になっても、私たちに風情を感じさせてくれるんですよね。

 

画像は、皇子が丘公園の中でもモミジが多くある所なのですが、1本だけイチョウの木があるので赤色に黄色が入り混じった絨毯が敷かれています。画像の左側や奥側はモミジ群なっているので、赤色の絨毯が敷き詰められています。

 

この画像は、まさに私の散歩コースなのですが、画像の右奥に幹が見える大きなイチョウの木があって、黄葉しているときも凄く綺麗ですが、今は落ち葉が道路の両側に黄色い絨毯を敷いています。落ち葉は、道路全体に落ちるのでしょうけど・・自動車が通るので道路の両側に除けられて、両側に黄色い歩道を創っています。アスファルトの両側が黄葉の落ち葉になっていて、黒と黄色のコントラストが面白いですよね・・。

という事で、今回は皇子が丘公園の「紅葉と黄葉の絨毯」を紹介しました・・・。

 

 

 

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カラスの枕 その2

2020年11月15日 | 季節の花

朝夕は冷え込みますが、日中は11月中旬にしては暖かいですよね・・・。以前は、気分転換と運動を兼ねて、ほぼ毎日(雨の日や外出している日は別として)皇子が丘公園を散歩していましたが、ここ数年はだんだんと散歩に出掛ける回数が2日ごと・・3日ごと・・と減ってきていました。それで今年の夏ぐらいから、足腰が弱ってきているなぁ・・と感じていたので(まだ、そんな歳ではないんですけどね)、気候が良くなった1ヶ月程前から、毎日散歩に出掛けています。散歩コースも皇子が丘公園だけでなく、新しい散歩コースを開拓して以前より長い距離を歩いたり、坂道や階段を上ったりしています。そのため、慢性的に足が筋肉痛になっているので、やっぱり足腰が弱ってきていたんでしょうね・・。

という事で、「カラスの枕」のお話です。先程調べてみると6年前にも、このブログで「カラスの枕」のお話をしています。私たちのところでは、「カラスの枕」と呼んでいますが、正式名称は「烏瓜、唐朱瓜(カラスウリ)」と言うそうです。6年前の記事では、「子どもの頃はよく見かけたが、近年あまり見かけなくなった・・」と書いていましたが、なんと・・昨年から私の家の向かい側にある空き地にカラスの枕がいくつも実るようになりました。ちなみに、私の家は山奥に建っているワケではありませんからね。昨年の秋から、前の空き地(雑草地)にカラスの枕があるなぁ・・と眺めていました。というのも、私が朝食を食べているとダイニングの窓からちょうどカラスの枕がぶら下っているのが視線に入ってくるからです。まぁ、カラスの枕を眺めながら朝食を食べるのが、いいか悪いかは・・微妙ですけど、のどかな気持ちにはなりますよ。

 

それで、今年もカラスの枕が実るのかなぁ・・と思っていたら、昨年よりもたくさんのカラスの枕が実りました。だんだん増殖してきたなぁ・・と思いつつ、今年もカラスの枕を眺めながら、朝食を食べていたワケですが、先週だったかな・・カラスの枕が実っている空き地の持ち主(同じ町内の方です)がカラスの枕ともども雑草をきれいサッパリ刈ってしまわれました。これでカラスの枕も見られなくなるのか・・と空き地を見に行くと、空き地の奥に2つだけ画像にあるカラスの枕が残っていました。空き地には雑草が生え放題だったので、持ち主の方が刈ってくださってサッパリしたのはいいんですけど、カラスの枕が見られなくなったのは少し寂しい気もします。(画像の残っていたカラスの枕は、奥の方なので私の家からは見えません・・)

ところで、「カラスの枕」の名前の由来がはっきりしません。ネットで調べてみると、「カラスの枕」と呼んでいるところも結構あるのは事実のようです。しかし、名前の由来については、明確なものが見当たりません・・。正式名称の「烏瓜、唐朱瓜(カラスウリ)」については、カラスが好んで食べるとか・・熟した朱色の実がカラスが食べ残したように見えることから名付けられたなど諸説あるようですが、カラスの好物であるという観察例はないようですし、私の家の周りでもカラスは見かけますが、前の空き地にあるカラスウリをカラスが食べているところを見たことがありません。カラスどころか他の野鳥も食べないので、冬になって葉が枯れても朱色の実だけが残っていました。

なので・・カラスウリの名前の由来は、実が熟すと朱色になるため、唐から輸入された朱赤色で卵形の朱の原鉱に類似していることから、唐朱瓜(カラシュウリ)と呼んでいたものが、いつの間にか「カラスウリ」になったという説が有力だと思います。つまり、そもそもカラスウリの「カラス」は鳥の「カラス」ではないのだと思います・・。もし、鳥の「カラス」だとすれば、カラスが好んで食べるとかではなく、白い花が夜に咲き、朝には萎むため、闇夜に咲く花にできる瓜なので「闇夜」=「まっ黒なカラス」という事から「カラスウリ」と名付けられたと仮説する方が説得力があるように思いますが・・いかがでしょうか。

いずれにしても、「カラスの枕」の由来にはつながりません・・。なぜ「枕」なのか?「キツネの枕」という別名もあるそうなので、やはり「枕」に由来するものがあるのでしょうね。何か答えを出さないとこの記事が終わらないので(そもそもこんなに書くつもりではなかったのに・・)、強引に答えを出すとすれば・・6年前の記事と同様に「カラスの枕」って言うくらいですから、カラスがこの実を枕にしているところを見た人がいるという事にしておきます。それと・・キツネが枕にしているところを見た人もいるという事です。(かなり無理があるなぁ・・・。)

 

 

 

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大きくなった松の木

2020年05月03日 | 季節の花

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、例年とは様変わりしたゴールデンウィークになっていますね。私はゴールデンウィーク中、ずっと籠もって仕事をしていることが多いので、例年と変わらない連休を過ごしています。それでも例年に比べれば人との接触を少なくしたり、花粉の季節でもマスクをしない私が出掛けるときはマスクをしたりと・・いつも通りではありません。

マスクの話をすると、使い捨ての紙マスクをすると息苦しくて鬱陶しいので、私は花粉症ですが花粉の季節でもマスクをしません。でも先日、ネットで購入した布製のフィルターマスクは、息苦しくなくてメガネも曇らないので気に入っています。(マスク嫌いの私ですが、自分が感染しているかも知れないという気持ちで行動しないといけませんからね・・。)

 

画像は、我が家に咲いているサクラソウです。2年前にも我が家のサクラソウを紹介しましたが、その年は淡いピンク色の花でした。今年は、濃いピンク色と白色のサクラソウが咲いています。(とは言っても、画像は2週間ぐらい前に撮ったもので・・今は最盛期を少し過ぎてますけどね)、私としては、白色のサクラソウが可愛くて気に入っています。もう少しの間は、頑張って咲いていてくれるでしょう・・。

 

前置きが長くなりましたが、松の木のお話です。画像は、我が家の庭にある松の木です。実は、この松の木・・私が小学校1~2年生の頃に下校の際、寄り道をして山から引っこ抜いてきて庭に植えたものなのです。この松の木が生えていた場所は、大津商業高校の裏側で、今は大津市歴史博物館が建っているあたりかな・・。引っこ抜いて庭に植えたときは、10センチぐらいの背丈のメチャクチャ小さい松の木でした。確か5本ぐらい植えたうちの生き残りで、他の松の木が早々と枯れてしまう中、この松の木だけは何故かスクスクと育ちました。

ただ、庭に植える松の木としては、大したことのない松の木だったのでしょうね。(まぁ、私が勝手に山から抜いてきた松の木ですから・・)、その後、親父が我が家を建て替えるときに庭も新しく造園したワケですが、その際、親父は植木屋さんに「こんな松の木いらんし、捨てとくで。」と言われたらしいです。でも、親父は「この松の木は、息子が植えた木やさかいに残しとったてくれ。」と植木屋さんに頼んだことから、このときも・・この松の木は生き残りました。

それからも、この松の木は庭の手入れに来る植木屋さんに「しょうもない松の木」やなと思われながら、それなりに見栄えするように剪定してもらい、ここ数年は親父が趣味で剪定をしてくれています。私が山から引っこ抜いてきてから45年ほど経ちますが、10センチぐらいだった背丈は今では2メートル少しあります。今となっては、私の分身のように思える松の木ですが、私よりずっと長生きするのでしょう。

ちなみに、この松の木の種類は・・というと、私は「黒松」かなと思っているのですが、このことについては、植木屋さんも親父も明確に答えてくれませんでした。何故でしょうか、ひょっとして新種?、それとも答える価値もないと思われているのかな・・・。

 

 

 

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ゴテチャ(ゴデチア)の花

2019年06月02日 | 季節の花

 先月は、バタバタしていて月1ブログが書けませんでした・・・。それで、今月に入って早速記事を書くことにしました。私の願望としては先月書けなかったので、今月は月2ブログとしたいところです。(あくまで願望ですが・・)

 

画像は、先日までわが家に咲いていたゴテチャ(ゴデチア)の花です。今は残念ながら・・もう萎れてしまっています。このゴテチャは、おふくろが近所の方から苗をもらって、プランターで育てていたものです。おふくろがゴテチャという切り花の苗をもらってきたと言って植えていたのですが、おふくろも私もゴテチャという花を知らなかったので、どんな花が咲くんやろなぁ~と楽しみにしていたところ画像のような淡紅色の綺麗な花が咲きました。おふくろの話によると、夜になると花はすぼみ日中になるとまた開くそうです・・。

この記事を書くにあたって、ネットで調べてみると花の色は、淡紅色の他にピンク・白・オレンジをはじめ、濃緋色や紫の斑入りもあるようです。花の色が多彩であることをおふくろに教えると、来年は3色ぐらい植えようと言っていました。草丈は鉢物向けの15センチから切り花用の80センチ以上のものがあるようですが、わが家のゴテチャは60~70センチぐらいなので、おそらく切り花用なのでしょうね。ちなみに、「ゴデチア」は英名で和名は「イロマツヨイグサ(色待宵草)」というようで、マツヨイグサに似て花色が豊富なことや夕方に咲くことからだそうです。

夕方に咲いていたかどうかはちょっと分かりませんが、おふくろは月見草の花に似ていると言っていました。月見草の花に似ているというのは微妙ですが・・まぁ、月見草の花をもう少し大きくしてシワシワにした感じと言えば・・そうかも知れませんね・・・。

 

 

 

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金のなる木

2016年12月25日 | 季節の花

今年もあとわずかですね・・・。年末になると何かと慌ただしいのに、最近、車を買ったり・・パソコンを買ったりして、さらに慌ただしくなってしまっています。それで、今日はキリスト教会のクリスマス会に行って来ました。ここ数年、キリスト教会の仕事に携わっているので、毎年クリスマス会に招待してもらっています。私はクリスチャンではありませんが、聖書のお話を聞かせてもらって、年に一度の心が洗われる日となっています・・。

という事で、今回は「金のなる木」のお話です。下の画像は、近所の方がくださった「金のなる木」です。 挿し木でたくさん増やしたそうで・・わが家にも1つくださったワケです。「金のなる木」と言っても、本当にお金がなるワケではないことは、みなさんもご存知だと思います。(本当にお金がなったら・・ビックリしますからね。)

 

「金のなる木」は、花月(カゲツ)とも呼ばれ、英語ではdollar plant(ドルプラント)と言って、 葉が硬貨に似ているのが名前の由来だそうです・・。日本では五円硬貨の穴に芽を通し、若枝が硬貨の穴を通ったまま成長するようにして硬貨がなったように見せかけて、縁起物として販売したため、「金のなる木」や「成金草」の俗称で呼ばれることが多くなったようです。

「金のなる木」は風水的に言えば、やはり金運アップの効果があるそうで、金運に関係する方位「南東」に置くと、さらに金運がアップするそうですよ・・。なので、私も自分の部屋の南東の位置に「金のなる木」を置いておくことにします。(これで来年は、金運アップ・・?ってことですかね。)

それでは、たぶん・・今回が今年最後の記事になると思いますので、少し早いですが、「みなさん良いお年を・・・。」

 

 

 

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アジサイの花色はなぜ変わる?

2015年06月21日 | 季節の花

 梅雨入りしたのはいいとして、暑かったり・・寒かったりと寒暖差があるので、体調管理が大変ですね・・・。私の周りには、体調を崩して風邪をひいている人が多いです。半袖を着始めたかと思えば、また長袖に戻したりとややこしい天候が続く今日この頃です。

 

話は変わりまして、梅雨に咲く花と言えば紫陽花(アジサイ)です。私の散歩コースである皇子が丘公園にもたくさんのアジサイが咲いています。(上の画像)、やはり梅雨は、アジサイにカタツムリというイメージですよね。アジサイは、開花してから花色が変化することから、アジサイ七変化などと言われています。(実際には、七色に変化するワケではありませんが・・)

ところで、なぜアジサイの花色は変化するのでしょうか? 花の色はアントシアニンという色素によるもので、アジサイにはその一種であるデルフィニジンが含まれています。このアントシアニンに補助色素とアルミニウムのイオンが加わると、青色の花となります。

アジサイは土壌の酸性度によって花の色が変わります。一般に土壌が酸性ならば青色、アルカリ性ならば赤色になると言われています。これは、アルミニウムが根から吸収されやすいイオンの形になるかどうかに、酸性度が影響するためです。土壌が酸性だとアルミニウムがイオンとなって土中に溶け出し、アジサイに吸収されて花のアントシアニンと結合し青色になります。逆に、土壌が中性やアルカリ性であれば、アルミニウムは溶け出さずアジサイに吸収されないため、花は赤色となります。

同じ株でも部分によって花の色が違うのは、根から送られてくるアルミニウムの量に差があるためです。アジサイの花色が開花から徐々に変化するのは、最初は花に含まれる葉緑素のため薄い黄緑色をしていますが、それが分解されていくとともにアントシアニンや補助色素が生合成され、赤色や青色に色づいていきます。そして、さらに日が経つと有機酸が蓄積されていくため、青色の花も赤味を帯びるようになります。(これは花の老化によるもので、土壌の変化とは関係なく起こります。) 、このようなことから、アジサイの花色は変化していくワケです・・。

 

という事で、アジサイの花は嫌いではないですが、やっぱり梅雨は早く終わってほしいものです。月1回のブログなので、次回の記事を書く頃は、おそらく梅雨が明けていることでしょう。(いや、梅雨明けしていないかも知れないなぁ。というか・・梅雨明けするまで記事を書かなきゃいいんですよね・・・。)

 

 

 

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