滋賀県 建築家 / 建築設計事務所イデアルの小さな独り言

建築家・清水精二のブログ、何でもあり独り言集・・・。

読書とシクラメン

2010年01月27日 | 季節の花
今日は朝から右手が痛いです・・・。美味しそうな大根が買ってあったので、朝ごはんに大根おろしを作ったワケですが、その大根がとても太くて・・すりおろすのに握力が必要で右手が筋肉痛になってしまいました。
と言うか・・私の右手の握力が無さ過ぎるという事なのでしょうか・・?、なんせ普段は、鉛筆とマウスぐらいしか握っていませんからね。(少し鍛えないといけませんよね・・。)

という事で、私も最近知ったのですが、今年(2010年)は「国民読書年」に定められているのをご存知でしたか・・?、読書の価値を見直し読書への意識を高めようと定められたそうです。
文化庁の読書に関する調査(平成21年実施)では、国民の46.1%は1ヵ月に1冊も本(雑誌、マンガを除く)を読んでいないという事らしいです。

私も昔はよく本を読んでいたと言うか・・読書が楽しかったのですが、ここ数年はまったく本を読んでいません。(建築の専門書や海外の建築雑誌は読みますが・・。)
忙しい・・時間がない・・などとありふれた言い訳になってしまうのですが、仕事が面白くて熱中すればするほど、その分何かを犠牲にして失くしていっているように思えて、複雑な気持ちになるときがあります・・。

ちなみに、イギリスの大学で一般的なリラックス法のストレス解消効果を検証したところ、一番効果的だったのが読書で、次に音楽鑑賞、コーヒータイム、散歩、テレビゲームという順でストレス減少が認められたとの事です。
現実を忘れるくらい読書に没頭すれば、わずか6分間で60%以上のストレス解消効果が得られるらしいですよ・・。

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それで、いきなり話が変わりますが、画像はおふくろが先月買ってきたシクラメンです・・。毎年冬になると買って来て、玄関や打合せ用のテーブルに飾ってくれます。
シクラメンは花の少ない冬に咲く貴重な花で、冬の鉢植え植物の代表格として定着していますよね。和名は篝火花(カガリビバナ)と言って、花が篝火のように見えるからだそうですが、言われてみれば赤いシクラメンならそのようにも見えるかも知れませんね・・・。


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水盤(水鏡)

2010年01月20日 | 建築
今日は暖かくて春のような天候になると予報では言っていましたが、どうだったのでしょう・・?、私は今日は自宅兼事務所に缶詰状態で仕事をしていて、一歩も外へ出ていないので分かりません・・。(でも、そんなにいい天気ではなかったような気がするのですが・・。)

Photo

という事で、今日は水盤のお話です・・。私は、今までにいくつかの水盤を造ってきましたが、水盤とは言わずに水鏡(みずかがみ)と呼んで提案してきました。水面に映る空や雲・・木々の緑などを意識して設計していたので、意図的にそう呼んでいました・・。
建築では、浅く水を張ったものを水盤と言ったりしますが、もともと水盤とは盛り花や盆栽などに使われる底の浅い平らな陶製や金属製の花器の事を言うようですね・・。

それで、現在設計中の「湖西の家」の中庭にも水盤を造ろうと思っています・・・。湖西の家は、水盤(水鏡)のある中庭を囲うようにリビング、和室、玄関ホールが配されているので、1階の主な部屋のどこからでも水盤が見えるようになっています。もちろん、アイランドキッチンも中庭に面するようになっていますし、2階の主寝室のデッキからも水盤が見下ろせます・・。

今回考えていた水盤のシステムは、循環ポンプで水を循環させ、蒸発などで自然に減った水量を水位計で制御して自動で減った水量を補うというものでした。
先日、設備設計のIさんに水盤のシステムについて打合せをしたところ、システムを長年維持するには、コマメに手入れをするなどお施主さんにそれなりの負担がかかるという事だったので、お施主さんとも相談して現在もう少しメンテナンスに負担がかからない水盤の形状とシステムを再検討しているところです・・。

Ihouse

余談になりますが、私が今までに造った水盤には、コストがかかるので濾過機(ろかき)を設けていません。なので、毎回お施主さんには、「絶対、魚などの生き物を入れないで下さいね・・。」と言っているのですが、「分かってる・・そんなん入れへんし・・。」と言われておきながら、必ず1回は金魚や錦鯉が泳いでいるのを目撃してしまいます。
人間の心理としては、やはり・・水の溜まっているようなものがあると魚を入れたくなるのでしょうか・・??

ちなみに、水鏡と書いて「すいきょう」と読むと、水がありのままに物の姿を映すように、物事をよく観察してその真情(本質)を見抜き、人の模範になる・・という意味があるそうですよ・・・。

画像は、ワイズインターナショナル本社(上)とI-HOUSE(下)の水鏡です。

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今年(寅年)って、どんな年・・?

2010年01月10日 | 独り言
相変わらず寒い日が続きますね・・・。今年、平成22年の干支は庚寅(かのえとら)です。寅年生まれの人は、目標を決めたらやり通す独立独行の人が多いと言われていて、徳川家康、マルクス、吉田松陰、ドゴール・・などなど、後世に名を残す偉人が多くいます・・。

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過去の寅年は、どんな年だったのでしょうか・・。ぐぅ~んと歴史をさかのぼってみると、618年李淵(りえん)が唐を建国、1206年チンギス・ハーンがモンゴルを統一しています。争いの多い年でもあり、1614年(慶長19年)大坂冬の陣、1950年朝鮮戦争、1962年キューバ危機などが起こっています・・。(何か歴史の教科書みたいになってきましたね・・。)

その他に、政治が熱くなる「寅年現象」というのがあります。寅年の参議院議員選挙で投票率が上昇する傾向を「寅年現象」と言うのだそうです・・。
寅年の参議院選挙は、翌年に統一地方選挙を控えているので、地方議員は翌年の自分たちの勝利のために、熱心に運動をするので投票率が上昇するというワケです。
今年の参議院選挙は、政権交代後の初めての国政選挙ですから、さらに「寅年現象」が加速するかも知れませんね・・。

あと・・今年は、バンクーバーオリンピックがありますし、6月にはサッカーワールドカップ・南アフリカ大会があります。(う~ん、6月はあまり仕事が出来ないかも・・。)
オリンピックにサッカーワールドカップとくれば、世界三大イベントである残り1つは・・というと、言わずと知れたF1世界選手権ですよね。

ホンダに続きトヨタの撤退と日本にとっては、さびしいニュースが多いですが、シューマッハの復帰にフェラーリのシートを得たアロンソの走り・・などなど、今年もF1サーカスは話題に事欠きません。
今月後半からは、各チームの新車がぞくぞくと発表されます。F1ファンにとっては3月の開幕が待遠しい限りです・・。

という事で、最後はなぜかF1の話になってしまいました・・・。


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2010 年賀状です・・!

2010年01月02日 | 独り言
あけましておめでとうございます・・・。
今年も「滋賀 建築設計事務所イデアルの小さな独り言」をよろしくお願い致します。

昨日は設計中のお施主さんから、「グリーティングカード」というものがメールで届きました。私はグリーディングカードというものを頂いたのは初めてだったので、何が来たのかなぁ・・と開いてみると、アニメーションとサウンド入りの素敵な年賀状が添えられていました。
新しくできる住いで、「来年のお正月は一緒にパーティをしましょう・・。」という嬉しいメッセージが書かれていたので、改めて・・愛の感じられる終の栖(すみか)になるように頑張ろうと想う私でした・・。

2010

という事で、画像は今年(2010年)の年賀状です。今年も写真家の西岡さんに作ってもらいました。
今年の年賀状は、西念寺(掲載している写真はすべて西念寺庫裏です。)のお施主さんとお揃いの年賀状です・・。と言っても、当たり前ですが、お施主さんの年賀状には「IDEAL・・」のロゴは入っていませんけどね。

今年の年賀状には、西念寺の竣工写真を載せさせて頂きます・・と事前にお施主さんにサンプルをお見せしたところ、「綺麗やなぁ~。」と気に入っておられたので、それなら今年の西念寺の年賀状もこれと同じにされてはどうですか・・という事になって、ロゴの入っていないパターンをもう1種類作ってもらった次第です。
(建物だけでなく、年賀状まで気に入ってもらえるとは・・嬉しいものです。)

いつもお世話になっている人たちへの感謝の気持ちと、昨年も新しい出会いがあったので、スゴイ確立でしか出会えない運命的なものに感謝しつつ年賀状を書いていたりしていました。今年は、どんな新しい出会いと喜びが待っているのでしょう・・。

みなさんにとっても、良い一年でありますように・・・。

コメント (2)
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