滋賀県 建築家 / 建築設計事務所イデアルの小さな独り言

建築家・清水精二のブログ、何でもあり独り言集・・・。

紅葉と黄葉と皇帝ダリア

2009年11月20日 | 季節の花
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ずいぶん寒くなってきましたね・・・。最近、散歩をしていても、そろそろ手袋をしたほうがいいかな・・と思うぐらい手が冷たくなります。(もっとも、日が暮れてから散歩しているときの話ですが・・。)

散歩コースである皇子が丘公園の木々もだいぶん色付いてきました・・。右の画像は、色付き始めたカエデの様子です。もう1週間ぐらいすると紅葉が見ごろになる筈です。
私の記憶が正しければ、カエデの名前の由来は、葉がカエルの手に似ているところから「カエルデ」と呼ばれていたのが、転訛して「カエデ」になったそうです・・。(樹種にもよりますが、言われてみればカエルの手に似てますよね。)

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左の画像は、ご近所の庭に咲いている皇帝ダリアです・・。昨年の記事でも紹介しましたが、うす暗いときの画像だったので、今年もそろそろ咲いている頃では・・と思って、先日役所に行った帰りにまわり道をして撮影して来ました。
草丈が4メートルぐらいある超大型のダリアなのですが、画像で背後に写っている建物の屋根の高さを見て頂ければ、その大きさがお解りになるでしょ・・。

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それで、皇子が丘公園の話に戻りますが、右の画像はイチョウの落ち葉の様子です。落葉しても黄色いじゅうたんが敷かれたみたいで、これもまた綺麗だと思いませんか・・。
ちなみに紅葉は、厳密には赤色に変わるものを「紅葉(こうよう)」、黄色に変わるものを「黄葉(こうよう、おうよう)」、褐色に変わるものを「褐葉(かつよう)」と言うそうですが、時期が同じになるため、ともに紅葉として扱われる事が多いのだそうです。

それにしても、「紅葉」と書いて「モミジ」と読むことはありますが、「黄葉」と書いて「イチョウ」とは読まないのですね・・・。





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今年は行けませんでした・・。

2009年11月14日 | アート・文化
第61回正倉院展が、先日(12日)に終わってしまいました・・・。今年は、とうとう正倉院展に行く事ができませんでした。仕事でバタバタしているのは毎年のことなのですが、気持ちに余裕がなかった事が行けなかった理由と言ったところでしょうか・・。(何のせいで気持ちに余裕がないのでしょう・・?)
今年は最高技術でつくられた宝物の細部までじっくり見ようと、小型の単眼鏡まで用意していたのに残念です・・。

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という事なので、今年は親父が買ってきた正倉院展の図鑑を見て、古代の文化に思いを馳せている今日この頃なのです。(親父とおふくろは、毎年必ず正倉院展に行っていますので・・。)
上の画像は、おふくろが正倉院展のおみやげに買ってきた琵琶をモチーフにしたハンカチです。(ハンカチだと思うのですが・・)
「正倉院展に行けへんかったんやったら、これ代わりにあげるわ・・」と言って私にくれました。今年は、この琵琶をモチーフにしたハンカチが人気だったらしいですよ。

今回、出陳されていた(とは言っても、私は図鑑を見ているのですが・・)紫檀木画槽琵琶をモチーフにしているのだと思ったら、よく比べてみると描かれている模様が違いますね・・。正倉院にある他の四絃四柱形式の琵琶をモチーフにしているのでしょうか?(興味のない人には、何の事か・・さっぱり分かりませんよね。)
それで、私はこのハンカチをパソコンのキーボードの埃よけカバーにでも使おうかな・・と思っています。毎日見れますしね、でも黒いから埃が目立つかも知れませんね・・・。

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話が変わりますが、先日紹介した写真家の西岡千春が、京都文化博物館で開催されていた「第12回京都現代写真作家展」で、準大賞に選ばれたそうです・・。
右の画像は、受賞作品でタイトルは「海を刻む」です。若狭湾の田鳥釣姫という漁港を訪れたときの作品らしく、雨の日の朝・・誰もいない漁港で、静かに波の動きを見ながら時を過ごしたんだそうですよ。

ちなみに、こちらの作家展も今月の8日に終了していて、結局行く事ができませんでした。でも、この「海を刻む」という作品は、出展前に西岡さんのアトリエで、じっくり見せて頂いていたのですけどね。受賞するだけあって、いい作品でしたよ・・・。








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湖西の家

2009年11月09日 | 建築
昨日は、湖西の家(計画中の住宅)の敷地測量に行って来ました・・・。と言っても、昨日は休日だったのですけどね。湖西の家の計画地は郊外の自然環境に恵まれたところにあります。私の都合もあるのですが、昨日は小春日和のいい天候だったので、測量していても気持ちいいだろうな・・と思い、朝からコンビニで弁当を買ってピクニック気分で行って来ました。(誤解がないように言っておきますが、測量はちゃんと真剣にやっていましたからね・・。)

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敷地は南に向かって緩やかに傾斜しているので、レベル(高低差)測定をして敷地内のレベルを把握する必要があります。なので、昨日は朝から夕方までほぼ一日かけて、敷地内を詳しく測量しました。おかげで・・小春日和で気持ちいいだろうと思っていたのが、午後からは敷地内(結構、広いのです・・)をウロウロ動き回っていると汗ばむぐらいでしたね。

湖西の家は、私のHPを見られたお施主さんから数ヶ月前に問合せがあり、ずっと相談を受けていました。他社との比較など過程はいろいろありましたが、先日最終的には私を選んでくださり、設計監理契約を結ばさせて頂きました。
お施主さんから、「ミースのチェアーが似合うような家にしてほしい・・」などと言われると、建築家としては大いに臨むところです・・。(何かワクワクしてきます・・。)
海外にも住まいを持っておられるお施主さんなので、湖西の家が最後のユートピアとなるように頑張りたいと思っています。

画像は敷地内になっていた木の実です・・。何の木の実か・・ちょっと分からないのですが(今度お施主さんに聞いてみよう?)、かわいい実の木なので、新しく建てる家のどこかポイントになる場所に移植しようかな・・などと考えていました・・・。





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西岡千春写真展 ・石走る・ に行こう・・! 

2009年11月02日 | アート・文化
今日は大変な天候でしたね・・・。今日は一日中、打合せや雑用やその他諸々で出たり入ったりしていたのですが、昼前ぐらいから突風が吹いたと思えば、次は激しい雨が降り、晴れたと思ったらまた降って・・といった感じで、夕方ぐらいからは寒くなってきて、日が暮れてから散歩に行くと冷たい風が吹いていてメチャクチャ寒かったです。
それで何が言いたいねん・・と言うと、とにかく寒くなったという事です・・。

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なんか訳の分からない前置きになってしまいましたが、今日は私がよく建物の竣工写真を撮影してもらったり、イベント用の写真パネルなどを作ってもらったりしている写真家の西岡千春さんの写真展のご案内とPRです・・。
11月28日(土)~12月20日(日)までの期間、滋賀県立水環境科学館にて「・石走る・(いはばしる)」と題した西岡千春写真展が開催されます。
今回の写真展は、湖南アルプスの風化した花崗岩と清流が題材になっています。被写体である「岩と水」が西岡さんの感性を通じ、生命の源泉としてリズミカルに写し撮られています。

心を癒やされたい人・・是非、西岡さんの作品と出会いに足を運んでみてください・・・。
(心の満ちている人も行ってくださいね・・。)




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