滋賀県 建築家 / 建築設計事務所イデアルの小さな独り言

建築家・清水精二のブログ、何でもあり独り言集・・・。

いろいろ独り言・・その11

2010年04月26日 | 独り言
もうすぐ5月の大型連休だと言うのに、何だか今一つ「春になった~!」という気がしませんね。まだ寒い日があるかも知れないと思って、冬物の衣類をクリーニングに出せずにいるのは私だけでしょうか・・?
大型連休と言えば、今のスケジュールの様子からすると今年は(いや今年もかな・・)ずっと仕事をしていそうな予感がする今日この頃です・・。

それで昨日は、友人のKさん(建築設計事務所を主宰)が設計した住宅が完成したという事で、Kさんとフローリング屋さんのOさんといっしょに名古屋まで住宅の見学に行って来ました。「どんな住宅が出来上がったのだろうか・・?」という楽しみもあったのですが、名古屋までの往復ドライブ中、3人で建築の話からまったく関係のない話までいろいろな会話が出来てとても楽しかったです・・。

今日は午後から、前回お話しました西念寺の台杉を植木屋さんが植えに来てくれるとの事だったので、植える位置や台杉の向きなどを確認しに行って来ました。植えられた台杉を見て、お施主さんは「大満足です。」と言って、とても喜んでくださっていました。(今日はバタバタだったので、植えられた台杉を撮影して来ませんでしたが、またいずれ紹介します・・。)

そのあと、明日は天気が悪そうなので、今日中に何とか計画している建物の最終的な敷地測量をしておこうと思い、慌ただしく測量に行って来ました。最近は、日が暮れるのが遅いので助かりますね・・。
計画している建物は、特殊な機能を要求されている建物なので、デザイン性よりも技術面で新しいチャレンジができる面白さがあります。これも、また時期を見て詳しくお話します・・。(今日は、このフレーズばかりですね。)

という事で話は戻りますが、見学に行った友人のKさんが設計した住宅は、物件ごとに毎回新しいコンセプトに取組むKさんらしく・・光の採り方、空間の見せ方、視線の誘導と常に深く丁寧に造り込まれているパーツの組合せを見て、私も・・もっともっと物事を煮詰めて設計していかないといけないなぁ・・といい刺激を受けました。

やはり・・持つべきものは、自分にないモノを問いかけさせてくれる友人(または建築)ですよね・・・。




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台杉探し

2010年04月18日 | 季節の花
今日は台杉のお話です・・・。先日、昨年の9月に竣工した西念寺-庫裏の庭に植える台杉を探すため、植木屋さんといっしょに植木の問屋さんに行って来ました。
庫裏の設計中にお施主さんといろいろなお話をしているときに、お施主さんが「台杉が好きなんです。」と言っておられたので、それなら新しい庫裏ができたときには、庭に台杉を植えましょう。(西念寺の庭には台杉がなかったので・・)、私が建物と調和のとれるような容姿の台杉を探して来てあげますよ・・と約束していたのです。

庫裏が竣工してからは、お施主さんも引越しやお寺の行事などと慌しく過されていたのですが、今月になってようやく落着かれたのか、そろそろ台杉を植えたいと思うので探して来てもらえますか・・という事になって、先日台杉探しに行って来た次第です・・。

Photo

台杉は、その優美な姿がどことなく品があって私も好きな樹木の一つです。和風の建物とよく調和のとれる樹木で、特に縦のラインを強調したいときに用いると効果的なので、以前設計させて頂いた「膳所焼の家」にも建物のファサードに奥行きを持たせるためにシンボルツリーとして用いています。そう言えば・・膳所焼の家の台杉も、植木さんと植木の問屋さんに行って私が選んで来ました。[右の画像]

台杉は、もともと「取り木」と呼ばれる台をつくり、そこから枝を垂直に伸ばして「立ち木」に仕立て、床柱や垂木として適寸になったものから伐採し、その後次代の「立ち木」を仕立てるという繰り返しで、恒常的に磨丸太を生産する方法として考えられたものです。
近年は、高級建材の床柱や垂木の需要が減り、現在では台杉のしなやかで優美な姿が観賞用に適していることから、茶庭、日本庭園から一般家庭の庭まで、幅広く庭園観賞用として使われている事の方が多くなっています。

100414

それで、今回は3本の台杉を植える場所や建物の軒の高さなどを考慮して背丈や形を選んで来ました・・。とにかく私の感性で、これとこれとこれ・・!って3本選んだワケですが、あとで植木さんに聞くと植木屋さんが思っていた予算より安くついたそうです。(植木屋さんは、私が樹齢何百年もする台杉を選ぶとでも思っていたのでしょうか・・。)、とりあえず、私の感性は安くつくようですね・・。

選んできた台杉は、今月中には植えてくれるそうなので、また機会をみて紹介します。
最後に、杉と言えば花粉が気になりますよね。(私も花粉症ですから・・)、観賞用の台杉は「シロスギ」という品種が用いられています。シロスギは実がなりにくいため花粉の心配が少ないという観賞用に適した特性を持っています。(この事は、とても重要なポイントですよね・・・。)


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4色ボールペン

2010年04月10日 | 独り言
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最近、暖かいと思ったら次の日は寒かったりと気温の変動が激しいので、外出するときには今日はどのような服装で出掛けようかと悩みますね・・・。
今週は桜が満開でしたから車を走らせていても、あちらこちらで桜・・桜・・さくら吹雪って感じでした。明日は天気が崩れそうですから、今年の桜も今日が見納めと言ったところでしょうか・・。[画像は、昨日の皇子が丘公園の桜です。]

それで、4色ボールペンのお話です。(そんな大そうな話ではないのですけど・・。)、私は、ずいぶん昔から4色ボールペンを愛用しています。打合せをするときや図面の訂正箇所を書き込んだりするとき、それにスケジュール、議事録、業務日誌などなどを書くとき、内容や工事物件ごとに色分けして書いておくと分かりやすいですからね。

でも、4色ボールペンには弱点があります。それは、4色の色の使い分け方に偏りがあるため、4色のボールペンインキの減る量が一定ではなく、どれか一色のインキがなくなってしまうと4色ボールペンの機能が失われてしまう事です・・。
色分けの内容によるのでしょうが、私の場合いつも黒色のインキが一番になくなってしまいます。2番目によく使うのが赤色、3番目が青色、そしていつも緑色のインキが一番多く残ってしまいます。
なので、緑色を意識してよく使うようにしているつもりなのですが、なかなか減ってくれません。緑色のインキの成分は、減りにくい特性があるのではと思うぐらい残ってしまいます。

Photo

以前より、なくなった色のインキだけ取り替えられるボールペンがあればいいのにと思っていたのですが、先日インキの取り替えができる4色ボールペンをついに見つけて買って来ました。インキ色も黒、赤、青、緑以外にもたくさんあって、芯の太さも0.3~0.5まで選べます。なので、なくなった色のインキだけを取り替えれば4色ボールペンの機能は維持して使う事ができます。

パイロットのハイテックC コレトという商品(水性ゲルインキ)なのですが、以前からあって私が知らなかっただけなのか・・最近発売されたのか分かりませんが、これでインキの減り方を気にせずに4色ボールペンが使えるという小さな喜びを感じている今日この頃なのです。みなさんも、まだ知らなかった人がいれば使ってみればいかがでしょうか・・。

という事で、今日は4色ボールペンとパイロットのPR記事になってしまいました。(なぜでしょう・・・??)



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