今日は暑かったです・・・。というか・・今も暑いですけど。ワールドカップの時期になると、にわかサッカーファンになるので、昨夜はサッカー日本代表の試合を観戦していました。正直、セネガルに勝てると思っていなかったので、リードされながら2回も追いついての引き分けはスゴイと思いました。ここまで来れば、次のポーランド戦に勝って決勝トーナメントに行ってもらいましょう・・。
という事で、先日、愛知県の豊田市美術館に行って来ました。豊田市美術館は、建築家の谷口吉生氏の設計によるもので、昨年、同じく谷口氏が設計した金沢の鈴木大拙館を訪れて、いい建築だったので、他の谷口建築も訪れてみたいと思い行って来ました。
豊田市美術館の特徴は、常設展示室・企画展示室・高橋節郎館の展示空間の集合と、それらを結ぶ人工池に面した水平に延びる回廊によって構成されていることです。画像でいうと、水平に延びる回廊超しに見える半透明のガラスで覆われた白い建物が、この美術館構成の中心をなす常設展示室のための建物となっています。
また、美術館の敷地の中には、伝統的な木構造による茶室建築が建てられており、この建物も谷口氏の設計によるものです。美術館の建築と茶室建築は、様式的に全く異なるものですが、部分的に共通の素材を使用したり、簡潔さを求める共通の意匠性によって、同一の敷地に建てられた建築としての共通性を保つことが試みられていました。