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業平姿見の井戸

2006-09-30 22:38:00 | 【斑鳩の伝説】
業平姿見の井戸(なりひらすがたみのいど)は、斑鳩町役場前で旧奈良街道を国道25号線が斜めに横切る南、日切り地蔵の奥にあります。
業平が恋人のいる河内高安へ通うとき、何時もこの井戸水に自分の姿を写したと言われています。
また、この井戸は弘法太師が五百番目に掘った井戸で,五百井戸(ごひゃくいど)とも言われています。現在は、蓋を開けると危ないのでカバーがかぶせてあります。

 写真 業平姿見の井戸 
  

日切地蔵

2006-09-20 14:18:00 | 【斑鳩の伝説】
この日切地蔵(ひきりじぞう)と椿地蔵、継子地蔵を法隆寺(斑鳩)の三地蔵といいます。
日切地蔵は、弘法太子の作で継子地蔵とも言われています。 むかし継子が母親にいじめられていました。『お前、あの五百井の地藏さんに飯を食べさせたらお前にも食べさせてやる』と、言われたので継子は一心不乱になって、『どうかお地蔵さまご飯を食べてください』と哀願するとお地蔵さんが口を開いてご飯をおたべになった。これを知った継母も悟り、以後は継子を実の子と同様にかわいがったそうです。                斑鳩の里には2箇所に継子地蔵がありますが、 念の為、斑鳩の女性はみんな親切な人ばかりですよ”

 写真、地蔵盆、奥に業平姿見の井戸(鉄板の蓋がしてある)

継子地蔵

2006-09-10 08:55:00 | 【斑鳩の伝説】
継子地蔵(ままこじぞう)は、斑鳩神社の北に広がる極楽寺墓地の入り口付近にあります。 (写真)
昔、このあたりに継子いじめをする母親がいました。ある時、母親が団子を作りお地蔵さんに供えました。するとカラスが来てその団子を取っていきました。しかし母親は,継子が取ったといって濡れ衣を着せていじめます。
母親が、お地蔵さんにお参りに来て帰ろうとすると髪の毛が鰐口(わにぐち)の紅白の紐に絡まり動けません。おどろいた母親は大声で助けを呼びます。この声を聞いた近くの院主が来てお経を唱えると紐は解けました。
それからの母親は,継子いじめをしなくなったとゆうことです。