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古都奈良の冬

2009-01-27 15:35:00 | 【歴史探検ウオーク】
2~3ヶ月に1回行っている三バカセ(3人のニセ博士)によるウオーク、今回のコースは、jr奈良駅~若草山~春日大社~志賀直哉旧宅~新薬師寺~頭塔~福智院~瑜伽神社~大乗院庭園~jr奈良駅で歩数約17,000歩でした。
この日、若草山は18時から山焼きが行われ登山は禁止になっていました。山頂の鴬塚に行けず残念。若草山の下で早い昼食を済ませて春日大社へ、一言主神社を過ぎ左の建物の蟇股(かえるまた)に葵の紋を見つけて階段横の設明板を見ると、徳川5代将軍綱吉の母桂昌院の寄進とありました。春日大社にお参りして、ささやきの小路をワイワイ言いながら志賀直哉旧宅へ、3月頃まで改修工事中です。新薬師寺を出て頭塔(ずとう)へ行く頃から雪が降ってきました。
上ツ道の傍にある眩坊の首塚と言われる頭塔をホテルの駐車場から見て、その西方にある眩坊の福智院へ。
道路を北に渡って瑜伽神社から、善阿弥の策庭と言われる大乗院庭園を見て、三条通りのレストランで本日のテーマのひとつ瑜伽(ゆか)神社の祭神カヤナルミノ命について議論。思い出に残る1日でした。

写真 神像石(かむかたいし)  新薬師寺の門前にあり、その由来の説明では『弘文天皇の御曽孫淡海三船公は本那最初の漢詩集「懐風藻」を編集せられ、四面楚歌の中にありながら曽祖父なる弘文天皇(大友皇太子)いませし日を顕彰せられ孝養をたたえ四代にわたる御姿岩を勧請し、永く斉き奉らんと願うものなり』原文のままです。
 

 写真 福智院の眩坊碑

 写真 瑜伽神社  平城遷都により明日香の飛鳥坐神社より遷座されたそうで、境内には、大伴坂上郎女の万葉歌があります。 万葉集巻6 ふるさとの飛鳥はあれど青によし平城の明日香を見らくしよしも
飛鳥坐神社は大己貴命(大国主命)の娘・賀夜奈留美命(かやなるみのみこと)を祭神
としていたので、瑜伽神社の当初の祭神は賀夜奈留美命であったといわれています。


平成21年初詣

2009-01-02 08:40:00 | 【斑鳩の里】
今年の初詣も例年のように娘・孫達と、斑鳩神社から法隆寺・中宮寺へとおまいり、
斑鳩の正月は、参拝客で混雑することもなくのんびりとしていますので、なっちゃん(幼稚園の年長組み)と写真を撮りながら参拝してきました。
 写真 斑鳩神社 法隆寺の境内にあった神社は明治初めの神仏分離令によりすべてこの斑鳩神社に遷座されています。 
 写真 法隆寺聖霊院の門松 右の建物が聖霊院鎌倉時代に東室の南半分を改造し、中の厨子に聖徳太子像が祀られています。法隆寺の門松は、松竹梅ですが太い竹は使われていません。 
 写真 法隆寺休憩所前の山茶花(なっちゃん撮影) 
 写真 中宮寺・菊の注連飾り 中宮寺は聖徳太子の母の宮を寺にしたと言われ、軒丸瓦などに菊の御紋が入っています。