斑鳩の里 観光案内Web Second 迷路の散歩 『日本の古代史発見』 へようこそ!

法隆寺など「斑鳩の里ガイド」のご相談は、斑鳩町観光協会(0745-74-6800)にご相談ください

 竜田川の鳴動を止めた中将姫

2007-12-03 11:47:00 | 【斑鳩の伝説】
淳仁天皇のころ竜田川が鳴動していました。
淳仁天皇は後宮に中将姫を迎えようとされましたが、中将姫はこれを辞退しました。
すると天皇は、竜田川の鳴動を止めたら後宮にならなくて良いと仰せられました。
中将姫(13歳)は、小石に「波はよし竜田の川に音なくて 天の皇の悩みやすめよ」と書いて竜田川に投げ入れました。すると不思議なことに鳴動が止みました。
その時白髪の老人が現れて「竜田の明神であるぞ、お前をここへ来させる為に川を鳴動させた、これから心を合わせて国家安穏を祈れ」と言い終わると姿が消えたという。
写真 竜田川の紅葉

 弘法井戸

2007-10-25 09:42:00 | 【斑鳩の伝説】
弘法井戸「お大師井戸」は、神南集落の西南の民家の門前にあり、弘法大師が掘った井戸と言われています。地中の岩の間から今でもこんこんと清水が湧き出ているそうです。湧き出ている所は、現在、コンクリートで固めた道路の下になっています。土地の人の話では清水は今でも使われており、井戸の水を朝空にしても、夕方には満水になっているそうです。
写真 弘法井戸

御幣岩

2007-10-22 09:34:00 | 【斑鳩の伝説】
御幣岩(ごへいいわ)は、三室山の東、竜田川の中に御幣の形をした岩がありましたが、今は、川の護岸工事の時に削り取られたのか、コンクリートの川岸から50cm位を残して、無残にも削り取られています。昔、崇神天皇がこの岩の上で竜祭をご覧になってから、この岩を御幣岩とゆうようになったそうです。また、役行者も大峰山上に登るとき御幣岩で身を清めたと言われています。
写真 竜田川東岸から見た御幣岩前方が三室山


鹿塚(しかずか)

2007-05-21 12:58:00 | 【斑鳩の伝説】
聖徳太子がこのあたりを通られたとき、家来の飼い犬が鹿のすねに噛み付き、太子がその鹿を助けて逃がしてやりました。数日後、再び犬が鹿をおそいかみ殺してしまいました。夢殿に帰られた太子は、これは、前世の宿業(しゅくごう)と悟られて、死んだ鹿の冥福を祈って墓を作られたと言うことです。
写真 塚(前方の小山)の上に「鹿塚の伝説」の説明があります

顔に墨を塗る話

2007-04-23 11:27:00 | 【斑鳩の伝説】
平安時代、在原業平(ありはらのなりひら)が河内の彼女の元に通う途中、斑鳩の高安集落の業平道を通っていました。その時、村の美人は、業平に連れて行かれるといい、娘達は、顔に墨をぬってわざと醜い姿にしたと言われています。
写真 高安集落の業平道と右、業平神社の杜