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 法隆寺の中門

2009-02-23 11:24:00 | 「isao流法隆寺の謎」
法隆寺中門の謎は別項でも説明していますが、出入り口が二つあります。
中門に関する伝説の中で、「左の出入り口は五重塔へ、右の出入り口は金堂へお参りするときに使用した」とガイド説明をすることがあります。
2月22日太子の日フォーラムが斑鳩ホールで開催され、近畿大学の大脇潔 教授が「聖徳太子はいくつ寺を建てたか+法隆寺式伽藍配置の源流を探る」を講演されました。この話の中で特に興味深かったのは、中国唐の青龍寺と吉備池廃寺の伽藍配置です。いずれも塔が西に金堂が東に並び、それぞれに中門があり回廊で囲んでいます。
法隆寺も塔が西に金堂が東にありますが、塔と金堂のそれぞれに中門はなく、法隆寺の中門は一つで出入り口が二つになっています。
法隆寺の中門も本来は、塔と金堂それぞれに中門を作るべきところを、スペースの関係か?、大きい中門にして出入り口を二つにしたのではないでしょうか???
  写真 法隆寺中門


夢殿の水取り

2009-02-06 11:39:00 | 「isao流法隆寺の謎」
法隆寺の七不思議の1つに「夢殿の礼盤の下に水滴がたまる」とゆう言い伝えがあります。今朝8時から『水取り』行事があり見に行きました。
8時になると、鐘楼の鐘が鳴り僧が救世観音像の前にある礼盤(僧が座る台)に座ると、厳かに読経を唱え、これが終わると礼盤(写真)3と4を同時に取り横に置いて、次に2を取りこれも横に置いて、最後に1を持ち上げ裏表を確認して「湿っている、カビが生えているな」と言って、1~4の順に元に戻して水取は終わりです。この間わずか7分でした。

1の板の表面に湿ったような跡があり、カビが生えているように見えました。
僧のお一人に「今年の占いはどう出ましたか」と聞きますと、「例年どおりです。豊作です。」とゆうことでした。
 写真 法隆寺夢殿お水取り isao画