法隆寺中門の謎は別項でも説明していますが、出入り口が二つあります。
中門に関する伝説の中で、「左の出入り口は五重塔へ、右の出入り口は金堂へお参りするときに使用した」とガイド説明をすることがあります。
2月22日太子の日フォーラムが斑鳩ホールで開催され、近畿大学の大脇潔 教授が「聖徳太子はいくつ寺を建てたか+法隆寺式伽藍配置の源流を探る」を講演されました。この話の中で特に興味深かったのは、中国唐の青龍寺と吉備池廃寺の伽藍配置です。いずれも塔が西に金堂が東に並び、それぞれに中門があり回廊で囲んでいます。
法隆寺も塔が西に金堂が東にありますが、塔と金堂のそれぞれに中門はなく、法隆寺の中門は一つで出入り口が二つになっています。
法隆寺の中門も本来は、塔と金堂それぞれに中門を作るべきところを、スペースの関係か?、大きい中門にして出入り口を二つにしたのではないでしょうか???
写真 法隆寺中門
中門に関する伝説の中で、「左の出入り口は五重塔へ、右の出入り口は金堂へお参りするときに使用した」とガイド説明をすることがあります。
2月22日太子の日フォーラムが斑鳩ホールで開催され、近畿大学の大脇潔 教授が「聖徳太子はいくつ寺を建てたか+法隆寺式伽藍配置の源流を探る」を講演されました。この話の中で特に興味深かったのは、中国唐の青龍寺と吉備池廃寺の伽藍配置です。いずれも塔が西に金堂が東に並び、それぞれに中門があり回廊で囲んでいます。
法隆寺も塔が西に金堂が東にありますが、塔と金堂のそれぞれに中門はなく、法隆寺の中門は一つで出入り口が二つになっています。
法隆寺の中門も本来は、塔と金堂それぞれに中門を作るべきところを、スペースの関係か?、大きい中門にして出入り口を二つにしたのではないでしょうか???
写真 法隆寺中門