斑鳩の里 観光案内Web Second 迷路の散歩 『日本の古代史発見』 へようこそ!

法隆寺など「斑鳩の里ガイド」のご相談は、斑鳩町観光協会(0745-74-6800)にご相談ください

法隆寺の慈恩会

2008-11-14 09:48:00 | 法隆寺
11月13日13時30分から法隆寺の大講堂で慈恩会(じおんえ)が行われました。
この慈恩会は、高祖慈恩大師の追悼の意味を込めて行われる行事で一時中断していましたが、法隆寺では、大師の1300年御忌を機に、古式にのっとり再興しているそうです。大講堂の南の扉を閉め薄暗い荘厳な雰囲気の中で、お坊さん達の読経が流れ、散華があり、若い修行僧が2人ずつ2組が順番に、慈恩大師の掛け軸の前に座り問答をして行事が終わります。最後に拝観者に散華(1組3枚)が配られました。
 


般若寺から正倉院へ

2008-11-11 11:27:00 | 【歴史探検ウオーク】
9(日)三バカセ(3人のニセ博士)による歴史探検ウオークに行ってきました。
コースは、10時にJR奈良駅ー奈良女子大の東を北へー佐保川ー聖武天皇陵ー眉間寺跡ー少年刑務所ー般若寺ー奈良豆比古神社ー転害門ー正倉院ー二・三月堂ー手向山八幡宮ー興福寺北円堂ーJR奈良駅で、歩数は21200歩新記録の達成でした。
 写真 般若寺楼門
奈良坂の古道に沿って立つ般若寺は、飛鳥時代高句麗僧エカン法師によって開かれ、天平7年(735)聖武天皇が平城京の鬼門を守るため「大般若経」を基壇に納め塔を建てたのがこの寺名の起こりと言われています。鎌倉時代の楼門は国宝、花の寺で有名境内はコスモスの花が満開でした。


 写真 転害門
聖武天皇が749年に宇佐八幡宮の神様を、手向山八幡宮にお迎えしたとき転害門で休憩されたことから、手向山八幡宮の祭礼である手掻会のお旅所となり、門の中にある4個の石と注連縄はその為だそうです。
 

写真 紅葉と大仏殿
正倉院の南西、大仏池に写った大仏殿と紅葉がウオークの疲れを忘れさせてくれます。


 写真 正倉院正殿
奈良博物館の正倉院展に合わせるように正倉院の正殿を見ることができました。
法隆寺の綱封蔵(こうふうぞう)をご説明するときに、正倉院は校倉造で有名ですが、綱封蔵は漆喰造りになっています・・・、正殿は実にどっしりとした建物です


写真 二月堂の舞台
大仏殿の裏道を通り二月堂へ、急な石段を登り休憩所で持論展開しながらエネルギーの補給、修二会で鬼が松明を振りかざして走る舞台へ、すぐ前に良弁杉があり、大仏殿など生駒山、平城京・再建している大極殿その北、佐紀盾列古墳群も一望できます。


 写真 手向山八幡宮の由緒

山道を下り東大寺の南大門をくぐって(六手先構造を見て)博物館前から興福寺北円堂へ、藤原不比等の霊を祀っているといわれるこの八角堂には、鎌倉時代慶派の仏像が
凝縮されています。
三条通りでコーヒータイムを取り、良く歩きよくしゃべった一日でした。