法隆寺のここがすごい

法隆寺は1400～1300年前に建立された世界最古の木造寺院が現存する寺として有名です。毎日多くの方々が拝観されていますが、法隆寺をより有意義（楽しく）に拝観して頂くポイントをご紹介します。

〖法隆寺のここがすごい〗
１．法隆寺は、世界最古の木造建築『法隆寺地域の仏教建造物』として、平成5年に日本最初の世界遺産に登録されています。
２．法隆寺の面積（松並木参道など含む）は、甲子園球場の5倍近くもあります。
３．法隆寺の国宝と重要文化財を合わせると約200件、点数では2300点余と非常に多いお寺です。
４．法隆寺では、仏像と建物の構造が飛鳥～奈良～平安～鎌倉時代と造られた年代と共に変化（進化）する様子を見ることができます。
５．法隆寺は、聖徳太子の謎と共に不思議・謎の多いお寺です。

〖このようにすごい法隆寺を効率よく、見落としの無い様に拝観するには？〗
法隆寺に入山される前に「法隆寺iセンター」2階に展示されている西岡棟梁の大工道具、特に古代のヤリガンナを見てから、松並木参道を歩いて南大門からお入りください。

法隆寺iセンターには「斑鳩の里観光ボランティアの会」事務所があります。できれば事前にガイド依頼をされて、ボランティアガイド（無料）と斑鳩ロマンを歩かれることをお奨めします。
　写真　法隆寺南大門（国宝）と左右の土塀（重要文化財）、門の石段下には”法隆寺七不思議の１つ”鯛石”があります。この南大門は、1031年に中門の前（石段のあたり）から現在地に移設、1435年に焼失し1438年に再建された室町時代の建物です。